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アドバンスト・メディア、音声認識の最新活用法を紹介

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アドバンスト・メディア(東京都豊島区、鈴木清幸社長)は、音声認識ソリューション「AmiVoice communication Suite」のユーザー交流会「AmiVoive CTI Forum」を開催した。約150名の導入企業および導入を検討している企業の担当者が参加した。
  
同会は、ユーザー企業による活用ノウハウを交換で導入効果を向上することを目的に、2014年から定期的に開催している。
 
冒頭、アドバンスト・メディア 執行役員 CTI事業部長の大柳伸也氏は、金融をはじめ、171社14321ライセンス(2017年3月現在)の導入・運用ノウハウを基盤とした開発により音声認識の精度を高め、「苦情通話の自動抽出」などで効果を上げていることを説明。第3次AIブームにも触れ、IBMの「IBM Watson」の連携システムとして三井住友銀行に採用された例を挙げ、AIとの柔軟な連携性も示した。また、16年7月に提供を開始した音声認識クラウドサービス「AmiVoice communication Suite Cloud」は、現在10社が利用している状況にあり、AIによる顧客応対の自動化とともに音声認識普及の裾野を広げるトリガーとして作用することへの期待を述べた。外部に顧客情報を置きたくない場合はオンプレミス版、繁閑差のある業務はクラウド版、といったように業務内容や目的別に提案していくという。

続いて、このほど提供を開始した音声認識ソリューションの最新版「AmiVoice Communication Suite3」の特徴を解説。モニタリング機能を大幅に刷新、実際のレイアウトに基づく座席表ビューでオペレータの対応状況を表示色などで可視化できるようになった。また、感情解析機能により、顧客の発話から「喜び」「怒り」「悲しみ」「平静」の割合を表示。怒りの割合が一定を超えるとアラートを上げるため、迅速なフォローが可能だ(2017年9月に実装予定)。これに加え、オペレータの感情を表示する機能や、対話エンジン技術によるオペレータの回答支援機能を拡充する予定も明かした。



AmiVoice Communication Suite3
「 AmiVoice Communication Suite3」の構成イメージ
 
先進的な活用で大きな効果を生み出している企業として、日立システムズとヤマトコンタクトサービスが登壇。音声認識しやすい話法や重要ワードの復唱、話題の深掘りの仕方をオペレータの応対品質トレーニングに組み込むなど、運用面での工夫が語られた。

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