変わるシニア世代の就業意識・行動
──NRI社会情報システム
65歳以上も約半数が「働き続けたい」
状況に合う“多様な働き方”にニーズあり
人手不足の救世主としてシニア活用が期待されている。そうした企業側の思惑の一方、果たしてシニアは定年退職後の就業に対しどのような意識を持っているのか。NRI社会情報システムが今年3月に実施したインターネット意識調査をもとにシニアの就業意識を検証する。
NRI社会情報システムはこのほど、シニア世代の就業状況や働く意識、行動実態などを把握することを目的に55歳以上80歳未満の2000人を対象にインターネットで意識調査を行った。2000人の内訳は、55〜59歳、60〜64歳、65〜69歳、70〜74歳、75〜79歳のそれぞれ400名。男女比は、男性が250名、女性が150名となった。
図1 シニア世代の就業状況(N=2000)
図2 正社員は何歳まで働きたいか