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ソフトバンク、RPAソリューション「SynchRoid」を提供開始

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 ソフトバンクは、11月1日より法人顧客向けに、RPAソリューション「SynchRoid(シンクロイド)」の提供を開始する。同ソリューションの提供にあたっては、今年7月に業務提携契約を締結したRPAホールディングス(東京都港区、高橋知道代表)と、商品開発をはじめとした協業を行っている。またソフトバンクは、10月13日付でRPAホールディングスへ出資している。

 RPA(Robotic Process Automation)は「ソフトウエアロボットによる業務自動化」の取り組みを指す。ソフトウエアロボットが、企業のバックオフィスにおけるホワイトカラー業務などを代行するもので、業務の処理手順を登録するだけで、入力、登録、検索、抽出、集計、加工、データチェックなどの単純な事務作業や膨大な書類業務などを自動的に処理することができる。RPAは業務効率化を支援し、企業の働き方改革に貢献する新たなツールとして、今後の利用拡大が期待されている。RPAホールディングスは、4000以上のソフトウエアロボットの導入実績があるRPAテクノロジーズを傘下に持つ、国内RPA分野のリーディングカンパニー。

 「SynchRoid」は、RPAホールディングスと共同開発したRPAソリューション。RPAテクノロジーズでNo.1の販売数を誇る「BizRobo!(ビズロボ)」をベースに開発したソフトバンク独自のRPAソリューションとなる。直観的な操作が可能なため、ITの知識が少ない部門の担当者でも容易にロボット開発ができる。

 導入にあたっては「ライトパック」と「ベーシックパック」を用意。ライトパックは、一度試して効果を検証したい、実際に触って用途を検討したい、といった企業が簡単にRPAを体験できる。ベーシックパックは、RPAを本格的に導入したい企業向けだ。スモールスタートして効果検証後に本格導入といった利用も可能だ。

 またRPAは、現場担当者がロボット開発を行えるのが特徴。このため、IT知識が少ない担当者には、導入時のトレーニングや開発支援などのサポートも行う。eラーニング、検定試験、ワークショップ形式の研修や開発支援などを用意しており、初めてRPAを導入する企業でも安心して導入できるという。

 すでにソフトバンク社内の業務でRPAを導入・活用してきたノウハウを生かし、導入企業をトータルでサポートする。

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