業務のデスク周り。高さ調整のできるスタンディングデスクで身体の凝りが緩和された
この日のランチのおかず。野菜をたっぷり摂取できるのは在宅ならでは
GMOペパボ 在宅オペレータ
家族とのふれあいが増え
仕事のモチベーションもUP
GMOペパボが提供するネットショップ作成サービス「カラーミーショップ」のサポートチーム、内田和宏チームリーダーの「在宅オフィス」は、閑静な住宅街にある。妻と小学生の子供ひとりの3人で暮らす戸建て住宅の1階が彼の仕事部屋だ。
朝7時30分に起床して2階のリビング・ダイニングで朝食をとり、仕事部屋に持ち込む飲み物を用意する。真冬は温かいコーヒーをポットに入れ、夏はUCCのアイスコーヒー「職人の珈琲味」の無糖と決めている。業務中は喉の渇きを抑えるため、甘い飲み物は避けている。
仕事部屋にあるのは、最近新調したIKEAのイスとスタンディングデスク、23.8インチのモニターだ。いずれも、会社のリモートワーク補助金を活用して購入した。「以前、家で仕事するときはローテーブルと座椅子で仕事をしていたため、身体中の凝りが気になっていましたが、今は身体も動かしやすく楽になり、業務に集中しやすくなりました」(内田氏)。
同社では、希望者にはハイクラスチェアとして知られる「バロンチェア」の無償貸与も行っている(現在は受付終了)。
業務時間は10時から19時まで。メールを中心とした顧客対応、オペレータサポート業務、ミーティングなどを行う。ときには、夜にオンラインで再集合し、メンバー同士の飲み会で親交を深めている。同社では、在宅移行後もCSの対応件数が基準値を下回ることはないという。遅刻するスタッフもいなくなり、業務は効率化しているようだ。
在宅になって変わったのは、業務の効率化だけではない。「以前は、帰宅後に見られるのは子供の寝顔でしたが、今は食事はもちろん、一緒にお風呂に入ったり、育児ができるようになったことはとても大きな変化です」と内田氏は話す。在宅ワークは業務の効率化のみならず、スタッフ、そして家族の生き方にまで好影響を与えはじめているようだ。