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テクマトリックス、水戸市との協働で「FastHelp Ce」利用の実証実験を開始

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 テクマトリックス(東京都港区、由利 社長)と水戸市(茨城県水戸市、高橋 靖市長)は、テクマトリックスが提供する地方自治体向け市民の声・広聴システム「FastHelp Ce」を導入し、水戸市に寄せられる相談や提案、苦情等(以下、「相談等」)の処理業務の効率化などについて実証実験を開始する。

 近年、地方自治体には、さまざまな意見や提言が、さまざまな人から寄せられる。これまでは、地方自治体において、さまざまな窓口などに寄せられる相談等を一元的に管理することは、あまりされてこなかった。一方、多くの民間企業では20年近く前から、企業に寄せられるさまざまな声を収集し、それらの情報を分析した結果を製品開発やサービス向上に利活用している。それにならい、地方自治体でも、地域ごとにどのような住民ニーズがあるかを全庁的に把握し、それを市民サービスとして活かしていくことが行政強化の要点として求められている。また、広聴部門から各部署に回答依頼を行う際の回答効率の向上、市民への回答スピードの短縮を図っていくことも相談等業務における課題とされている。このような背景のなか、今回、テクマトリックスと水戸市は、地方自治体における課題解決および行政強化を推進するべく、「FastHelp Ce」を利用した実証実験を行うことにした。

 「FastHelp  Ce」では市民から寄せられる相談等を電話や文書(メール、Webを含む)などで受け付け、応対履歴としてシステムに登録・管理する。一次窓口である広聴部門で受け付けた内容を、担当部課に回答依頼したり、閲覧したりすることが可能。また、各課で受けた相談等についてもシステムに登録・管理することができる。蓄積された応対履歴は専用の統計画面から相談等の傾向に応じて集計がかけられるので、その情報をもとに市民への情報提供や施策作りに活用することができる。

【実証実験のシステ概要】



【水戸市における実証実験】
実証実験期間:2020年1月27日~9月30日
水戸市の期待する成果
 広聴業務の平準化と処理スピードの向上
 相談等の集計および分析
 同様のシステムを導入する場合の費用対効果の調査
テクマトリックスの期待する成果
 FastHelp Ceの利用により改善された業務の把握
 FastHelp Ceの認知度向上
 FastHelp Ceの機能改善ニーズの把握

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