November 19, 2019, 7:00 am
就業形態/エリア別有効求人推移──厚生労働省
有効求人倍率推移(季節調整値)
2019年9月の有効求人倍率は1.57倍(季節調整値)と前月(1.59倍)を下回った。3カ月連続で1.6倍を下回ったものの、高止まり傾向にある。
![有効求人倍率推移(季節調整値)]()
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コールセンター集積地の有効求人倍率推移(パート含む、季節調整値)
集積地別(北海道、宮城県、東京都、福岡県、沖縄県)で宮城県県以外は前月を下回った。東京都は2.06倍と依然として高水準で、採用難が続いている。
![コールセンター集積地の有効求人倍率推移(パート含む、季節調整値)]()
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全国およびコールセンター集積地の新規求人倍率(季節調整値)
新規求人倍率は2.28倍で前月(2.45倍)を大きく下回った。求人数そのものは前年同月比1.5%減で求職者数は7.2%増ながら、まだ売り手市場は継続している。
![全国およびコールセンター集積地の新規求人倍率(季節調整値)]()
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November 19, 2019, 7:00 am
![事例研究]()
三井不動産レジデンシャルリース(C-desk)
「迅速さ」と「丁寧さ」の両立が顧客満足度を生む!
内製化で挑む“入居者とオーナー”のCX向上
賃貸・分譲を問わず、マンション事業のアフターサポートの役割は多岐にわたる。とくに住宅設備の不具合・生活騒音などのトラブルは、可能な限り早い対応が要求されるが、シェアード型では、その要望を満たすことは難しい。三井不動産レジデンシャルリースは、100%子会社のアコモデーションファーストとともに入居者窓口を内製化、その課題に挑んでいる。
三井不動産レジデンシャルリース(MFRL)は、三井不動産グループの一角を担い、主に賃貸マンションを対象としたプロパティマネジメント(運営管理)事業を展開している。賃貸物件を所有するオーナーの不動産活用をトータルでサポートするとともに、そこに住むレジデント(入居者)に快適な生活空間を提供することが重要なミッションだ。入居者専用サポート窓口「C-desk」を運営するアコモデーションファースト コンタクトセンター(AFCC)では、“レジデント満足度の向上”を掲げ、そこで生まれる成果をオーナーに還元。レジデント満足度が高まればマンションの事業収益の安定・向上につながる。この両者の満足度向上が目指すべき姿だ(図)。
C-deskの最大の特徴は、コンタクトセンターを内製化している点だ。一般的にマンションのサポート窓口は、シェアード型コンタクトセンターによる業務委託で運営していることが多い。同社も以前は受付から一次対応までを他社に業務委託し、オーナーからは一定の評価を得ていた。しかし、レジデントからの評価は違ったという。 事実、入居者アンケートを実施したところ、電話をしてこなかった入居者ほど“三井の賃貸”に好印象を持っており、電話をくれた人からは「実際の応対にがっかりした」という声があった。C-deskの存在意義が問われたという。
不満の原因を分析すると、応対品質だけでなく、初期対応や問題解決までのスピードの遅れ、進捗管理の漏れによる伝達ミスなどに問題があることが判明。これでは入居者の期待に応えられないと判断し、内製化することで不満の原因解決に徹底的に取り組むことにした。記事では内製化に至る背景から現在までの歩みをまとめる。
![後列左より、AFCCの根本圭一氏、巣鴨雄一郎氏、篠原 徹氏、羽生正人氏。前列左より、近内美和子氏、髙橋美奈子氏]()
後列左より、AFCCの根本圭一氏、巣鴨雄一郎氏、篠原 徹氏、羽生正人氏。前列左より、近内美和子氏、髙橋美奈子氏
図 アコモデーションファースト(AF)の提供価値を高めるサイクル
![図 アコモデーションファースト(AF)の提供価値を高めるサイクル]()
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Center Profile
![センター]()
6万8900戸超のMFRLの管理物件を「物件系」と「契約系」の2つの窓口で対応。建物設備の故障・不具合の連絡を受け付ける「物件系」は、平日8時〜22時、土日祝9時〜20時、32名で対応。賃貸契約の手続き・相談に関する「契約系」は、平日9時30分〜17時30分を13名で対応。それ以外の時間帯は業務委託で受けている。
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November 19, 2019, 7:00 am
![センター探訪]()
さまざまな“旅の瞬間”が映される
![センター探訪”]()
木々が生い茂るエントランス
![センター探訪]()
木の温かみ感じられる社名ロゴ
ベルトラ
働きやすさと「SNS映え」が両立
都心の新オフィスで高める従業員体験
一歩足を踏み入れると、“旅”を感じられる一瞬を切り取った映像が、目に飛び込んでくる。先に進むと観葉植物が生い茂る。そんな一見、職場らしくない雰囲気のエントランスは、海外旅行のオプショナルツアーを提供しているベルトラの新オフィスだ。執務するデスクは仕切りのない開放感を重視。金魚鉢では魚が泳ぐ。仕事の緊張感を中和し、リラックスさせてくれそうだ。
最大の特徴は、入室と同時に端まで見渡せる広々とした景観にある。さして新しくはないビルに関わらず解放感が溢れる内装のポイントは、天井とレイアウトにあった。PR&コーポレートコミュニケーション デザイナー・クリエイティブディレクターの鑓溝 慎太郎氏は、「古いビルなので、天井がとても低く、これでは圧迫感からストレスにつながると感じました。天井板を取り外しモダンなカフェ風にしました」と振り返る。結果、ダクトがむき出しながら、それがむしろ映える“いま風”のオフィスに生まれ変わった。
フロアの周囲には、足場の高い回廊風の通路が巡らされている。その中心に配置されたのが顧客対応を担うカスタマー・サービス部門で、周囲は他部門のスタッフが取り囲むように座っている。カスタマーエクスペリエンスを強力に標ぼうする同社の、社内外に対するメッセージを表現しているかのようだ。
なおカスタマー・サービス部門以外のスタッフは全員、フリーシーティングで、毎朝、早い者勝ちで好きなシートを選ぶ専用端末も導入されている。
![センター探訪]()
開放感溢れるフロア
従業員満足度高める設備と制度
新オフィスは、徹底的に従業員満足度を重視、細部に至るまでこだわった。移転に際し、各部署から選抜したプロジェクトチームを発足。例えば椅子やデスクなどの什器の選定も、従業員の声をヒアリングして1つひとつ決めた。海外事業部 ビジネスアナリスト 濵沙美智氏は、「とくに椅子にはこだわりました。従業員が勤務中ずっと使うものなので、徹底的に試乗をした上でじっくり決めました」と笑顔で語った。
休憩室は居心地の良さを追求している。深く座れるソファーや、カフェのようなボックス席を設置。休み時間に笑顔で語らい合う社員が多く、交流の場にもなっている。中央の大きなテーブルは、昼休みやアフターファイブには楽しめるよう、卓球台にもなる。さらに、質の良いコーヒーサーバーとトースターを完備。従業員の健康を気遣ってフルーツも用意、栄養バランスを考えて作られた弁当も安価でオーダーできるので人気だという。取締役海外事業部執行役員の萬年良子氏は、「(従業員には)質の良いものに触れて、『良いものがなぜ良いのか』ということを考え、理解してほしい。そこから刺激を受け、高品質のサービスやプロダクトを作り出してもらいたい」と強調する。
さらに萬年氏は、「社員が会社から大切にされていると感じられなければ、お客様を大事にできるわけがありません」と言う。また、社員のライフスタイルの多様化や安全配慮、そしてBCP対策として、在宅勤務制度を導入している。在宅勤務は、制度化している企業は多いが運用レベルが向上せず、形骸化しやすい傾向が強い。導入していてもコンタクトセンターなどのカスタマー・サービスは除外されている企業も多いが、同社は区別なく運用できている。萬年氏は、「先日の台風のときなど、災害時に無理に通勤させる必要はありません。社員の安全のためにも自宅で勤務してもらった方がいいはず」と、在宅勤務の有効性を強調したうえで、「形だけの制度で実際は使いづらいのでは意味がありません。どんどん使ってもらって、より働きやすい職場にしたい」と意気込んだ。
![センター探訪]()
前のオフィスからのお付き合い
![センター探訪]()
備品はこだわって選んでるという
![センター探訪]()
少し眠るだけで業務効率が上がるという
![センター探訪]()
旅行のガイドブックが揃っている
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November 19, 2019, 7:00 am
![カイゼンの軌跡]()
<コーナー解説>
コールセンターの業務改善のビフォー・アフターを中心に施策をまとめます。
楽天インシュアランスプランニング
保険の対応業務最大の“エフォート”
「本人確認」を声紋認証で自動化
今月のHints!
![Hints]()
保険会社は、重要度の高い個人情報を扱うため、問い合わせのたびに本人確認が必要だ。省くことが許されないプロセスではあるが、顧客には時間と手間を強いているのが現状だ。楽天インシュアランスプランニングは、代理店からの「楽天生命保険」に関する問い合わせを対象に、声紋認証システムを使ったプロセスの自動化に踏み切り、顧客体験と生産性の向上を図った。
導入成功のカギは、(1)あらゆるパターンを想定した綿密なコールフローの作成、(2)理想の認証基準の試行錯誤、の2点だ。
![(左)お客様コールセンター長 河邑隆志氏(右)CSRマネジメントグループ マネージャー
大野美治子氏]()
札幌コンタクトセンター長 進藤宗平氏
図 声紋の初回登録のフロー
![図 らくらく請求での手続き]()
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November 19, 2019, 7:00 am
![ITの選び方&使い方]()
<コーナー解説>
ITソリューションの導入に関し、背景や動機、選定要素と運用ポイントを聞く事例記事です。
ライフネット生命保険
誤操作、イタズラ防止でムダをなくす!
「LINEチャット」の生産性/品質を向上
ライフネット生命保険は、コミュニケーションアプリ「LINE」を活用したサポート窓口「チャットでほけん相談サービス」の顧客体験向上を目的として、モビルスが提供するチャットシステム「mobiAgent」を導入。自動応答機能をオペレータに接続する前に組み込み、「指がスマホ画面に触れてしまった」のような誤操作や興味本位のイタズラなど、“問い合わせる意思のないチャットリクエスト”の排除に成功した。また、営業時間外の19時〜翌10時までの「問い合わせ予約」としても活用。24時間体制をとったことにより、新規顧客の獲得にもつながっているという。
今月のPOINTS!
■システム概要
コミュニケーションアプリ「LINE」の公式アカウントで提供している「チャットでほけん相談」のサポート基盤として、モビルスが提供するチャットシステム「mobiAgent(モビエージェント)」を導入。見込み客および顧客の問い合わせ対応を行っている。
■選び方のポイント
住所や氏名が含まれるなどの理由で応対履歴に保存すべきではないメッセージをSV(管理者)の権限で削除する機能など、保険会社がチャットサービスを提供するうえで基本的に求められる機能を搭載しており、金融業での運用実績もあったことが選定の決め手となった。
■使い方のポイント
自動応答機能を活用し、「誤操作」や「イタズラ」といった対応する必要のないリクエストの排除による接続品質の向上と、営業時間外の問い合わせの自動受付による利便性向上を実現した。現在は、レポートの分析結果に基づいた応対品質の向上に取り組んでいる。今後は、有人対応の応対品質向上と自動応答機能の適用範囲の最適化を図る。
![写真左から、営業本部マーケティング部マネージャーの川端麻清氏、同本部コンタクトセンター長の西村和宏氏、同本部コンタクトセンター所属企画担当の和木田 徹氏]()
写真左から、営業本部マーケティング部マネージャーの川端麻清氏、同本部コンタクトセンター長の西村和宏氏、同本部コンタクトセンター所属企画担当の和木田 徹氏
![画面左は、「チャットでほけん相談サービス」の自動応答イメージ。同右は、「mobiAgent」のレポート画面]()
画面左は、「チャットでほけん相談サービス」の自動応答イメージ。同右は、「mobiAgent」のレポート画面
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November 19, 2019, 7:00 am
脱・電話、デジタルシフトが顕著
業界別に見るコミュニケーション実態
──KDDIエボルバ
消費生活のデジタルシフトが進むなか、業界別の顧客行動にどんな違いがあるのか──。KDDIエボルバでは、企業の窓口利用時における生活者の傾向や意向を把握するため、定期的にインターネット調査を実施、このほど業界別のデータをまとめた。主な利用チャネル、今後期待するチャネルなどを抜粋し、顧客の行動を検証する。
KDDIエボルバはこのほど、金融、メーカー、通信など、いくつかの業界をピックアップし、それぞれの顧客窓口に問い合わせた経験のある人を対象に共通の設問で調査を実施、傾向がとくに顕著だった設問を抜粋した報告書をまとめている。調査対象は、全国の20〜69歳の男女で、1年以内に商品・サービスに関して該当業界・企業の顧客窓口に問い合わせした経験がある人。調査時期は2019年1月で、1650件の有効回答を得ている。
図は、金融業界(銀行、ネットバンク、証券、カード・信販、保険)において「問い合わせ時にもっとも利用するコミュニケーションチャネル」を聞いた結果だ。いずれも「電話」が過半数を占め、とくに信販・カード、保険に関しては70%近くに達している。また、ネットバンクについては、各社ともスマホアプリで利用できるサービスの拡充に注力しており、「公式アプリ」の利用率が他業態と比べて高い傾向にある。証券に関しては、キャンペーン情報などの各種メール配信が多いためか、「メール」の利用率が20%以上を占める。銀行や証券は「店舗」が10%以上を占め、他業態と比較して対面意向が高いことがわかる。
調査は、金融業界、保険業界、メーカー、通販業界、通信業界、電力・ガス業界、官公庁・自治体──に及んでいる。
図 金融業界:問い合わせ時にもっとも利用している手段は?
![図 金融業界:問い合わせ時にもっとも利用している手段は?]()
※画像をクリックして拡大できます
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November 19, 2019, 7:00 am
特 集 Special edition
採用難時代の
『ピークマネジメント』
Part.1 <現状と課題>
「成熟度」「総合力」が問われる!
ピーク対応“7つのポイント”
Part.2 <ケーススタディ>
「突然の呼量増」への特効薬はない!
“基本”を重視した熟練4社の取り組み
──ダイキン工業/KDDI/松井証券/ジュピターショップチャンネル
詳細を見る
![特集扉]()
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特別企画 Special Contents
コンタクトセンター・アワード
「リーダー・オブ・ザ・イヤー2019」
コンタクトセンターを変えた
「ベスト11」(上)
「巻き込み力」から「ロジカルシンキング」まで
現場に信頼されるリーダー“6つの条件”
(アシスト 大野高志氏/NTTマーケティングアクト 谷口あずさ氏/三井ダイレクト損害保険 水上 亮氏/サイバーエージェント 石井陽子氏/ヤフー 羽廣弘太氏/テレコムスクエア 袁 思思氏/ディー・エイチ・エル・ジャパン 三浦英介氏/明治安田生命保険 野口圭子氏)
詳細を見る
![特別企画扉]()
戦略を学ぶ Strategy
< インタビュー >
コーナーストーン オンデマンド ジャパン
マーケティング シニアディレクター
小谷 敦子 氏
安定性よりも「チャレンジできる環境」
若者が選ぶ“働きたい職場の条件”
詳細を見る
![小谷 敦子 氏]()
< CS戦略 >
ベアーズ
「マーケティング+CRM=CX向上」を目指す
詳細を見る
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トレンドをつかむ Trend
< FOCUS-Topics >
脱・電話、デジタルシフトが顕著
業界別に見るコミュニケーション実態
──KDDIエボルバ
詳細を見る
< NEWS DIGEST/掲示板 >
小田急電鉄/ヤマハ音楽振興会/CENTRIC/ベリントシステムズジャパン/日本アバイア/ネメシスコ社/SCSKサービスウェア/NTTネクシア/Zendesk/ギークフィード/オウケイウェイヴ/Empath/LignApps/日立情報通信エンジニアリング/りらいあコミュニケーションズ/グッドクロス/ベルシステム24/ODSコミュニケーションサービス/TMJ/企業情報化協会
現場を知る Site
< 事例研究 >
三井不動産レジデンシャルリース
(C-desk)
「迅速さ」と「丁寧さ」の両立が顧客満足度を生む!
内製化で挑む“入居者とオーナー”のCX向上
詳細を見る
< カイゼンの軌跡 >
楽天インシュアランスプランニング
保険の対応業務最大の“エフォート”
「本人確認」を声紋認証で自動化
詳細を見る
< サービスのプロに聞く >
リクルートキャリア
エージェント事業本部 キャリアアドバイザー
竹内 大貴 さん
顧客を知ることで「心に刺さる提案」ができる!
本音を引き出す“妄想力”と“憑依力”
詳細を見る
< センター探訪 >
ベルトラ
働きやすさと「SNS映え」が両立
都心の新オフィスで高める従業員体験
詳細を見る
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ITを知る Information Technology
< ソリューション&サービス >
クラウド型コンタクトセンター
プラットフォーム
セキュリティからオムニチャネルまで
「コスト」「導入期間」ではない“価値”を訴求
詳細を見る
< ITの選び方&使い方 >
ライフネット生命保険
誤操作、イタズラ防止でムダをなくす!
「LINEチャット」の生産性/品質を向上
詳細を見る
< IT企業に聞く! >
Studio Ousia
大量のテキストデータを即時に分類
「AIの教育」を効率化
詳細を見る
< New Products >
Empath/FRONTEO/NTTテクノクロス
データを捉える Data
< DATA FILE >
2019年法人向けテクニカルサポート
コールセンター満足度調査
──J.D. パワー ジャパン
詳細を見る
< DATA FILE by HDI-Japan >
問い合わせ窓口格付け調査
──生命保険業界
詳細を見る
< DATA FILE/今月の就業データ >
就業形態/エリア(集積地)別
有効求人倍率推移(2019年9月)
詳細を見る
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連 載 Serialization
< 実践 >
女性が活躍する職場を創る!
「採用ブランディング」実践講座:第3回
寺島みちこ
上司・部下・顧客の「価値観」がわかる!
性格診断『エニアグラム』活用術:第1回(新連載)
片桐あい
詳細を見る
< 戦略 >
脱・窓口業務への最適解
「戦略的コンタクトセンター」構築講座:第5回
皆越由紀
コミュニケーションの価値を高める
「カスタマーエクスペリエンス」の設計書:第6回
大貫竜平
詳細を見る
< コラム >
市界良好:第92回
秋山紀郎
AfterCall〜電話の後で:第92回
長掛文子
3 Minutes Lesson
毎日できるメンタル・ケア:第73回
奥 富美子
わたちゃんのかすたま〜えくすぺりえんす:第58回
渡部弘毅
詳細を見る
< マンガ >
督促オペレータ奮闘記(83)
榎本まみ
詳細を見る
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![購読のお申込み]()
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November 20, 2019, 12:02 am
2020年2月4月6月に開催予定の実践研修講座の申し込みを受け付け開始しました。
オペレータからセンター長まで、コンタクトセンターで活躍する人材の育成にお役立てください。
申し込みはこちら下記のプログラムの他、2020年5月26日~28日、大阪にて開催予定の講座は2020年3月中旬に、2020年11月11日~13日、東京にて開催予定の講座は2020年8月下旬に申し込み開始を予定しています。
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November 20, 2019, 12:05 am
2020年2月4月6月に開催予定の実践研修講座の申し込みを受け付け開始しました。
オペレータからセンター長まで、コンタクトセンターで活躍する人材の育成にお役立てください。
申し込みはこちら下記のプログラムの他、2020年5月26日~28日、大阪にて開催予定の講座は2020年3月中旬に、2020年11月11日~13日、東京にて開催予定の講座は2020年8月下旬に申し込み開始を予定しています。
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November 21, 2019, 8:00 pm
リンク(東京都港区、岡田元治社長)は、クラウド型コールセンターシステム「BIZTEL(ビズテル)」と、NTT東日本およびNTT西日本のIP電話サービス「ひかり電話オフィスA(エース)」との接続に対応したことを発表した。
これにより、「ひかり電話オフィスA」の契約と電話番号を維持したままBIZTELを導入する場合、VoIPゲートウェイの設置が不要となった。導入コストの圧縮とともに、同社が蓄積してきたネットワークインフラ技術を活かした柔軟なシステム構成を実現する。
2019年12月以降、関連するさまざまなサービス展開をしていく予定という。
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November 25, 2019, 6:00 pm
アドバンスト・メディア(東京都豊島区、鈴木清幸社長)は、AI音声認識「AmiVoice Communication Suite(以下AmiVoice)」と、日本サード・パーティ(東京都品川区、森 豊社長)が提供するAIソリューション「Third AIコンタクトセンターソリューション」を連携し、11月22日から提供を開始した。
Third AIコンタクトセンターソリューションは、IBMの「Watson」を活用し、さまざまな業務支援や顧客満足度向上を図る機能を備える。具体的には、AIチャットボットによる自動応答やオペレータのFAQナレッジ検索支援などが可能だ。
AmiVoiceとの連携により、オペレータ支援機能の強化を図った。電話応対の通話音声をリアルタイムにテキスト変換したデータをもとに、自動でFAQナレッジを抽出したり、応対履歴として記録するなど、オペレータの業務負荷を軽減する効果が期待できるという。
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November 25, 2019, 6:00 pm
ガートナー ジャパン(東京都港区)は、「日本におけるCRMのハイプ・サイクル:2019年」を発表した。![CRMハイプ・サイクル]()
「日本におけるCRMのハイプ・サイクル:2019年」(出典:ガートナー、2019年11月)
このハイプ・サイクルは、日本企業がカスタマーエクスペリエンス(CX)を提供していくうえで重要と考えられる顧客関連のアプリケーション/テクノロジーを中心に、32のキーワードを取り上げている。
具体的には、「デジタル・エクスペリエンス・プラットフォーム」や「顧客エンゲージメント・ハブ」、「カスタマージャーニー・アナリティクス」など、リアルタイムかつマルチチャネルで顧客の状況や行動を把握することで効果的な顧客体験の提供を支援するテクノロジーへの関心が色濃く表れた。これらは、急速にハイプ・サイクルの「過度な期待」のピークに向かっている。このほか、サブスクリプションモデルのビジネスを支援する「サブスクリプション管理」や営業活動を支援する「営業エンゲージメント・プラットフォーム」が新たに登場し、「黎明期」に位置付けられている。
AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)など、さまざまなデジタル関連の技術が急速に進展しているなかで、企業内のIT導入・運用管理を担うCIOおよびアプリケーション・リーダーの重要度は増している。アナリストでシニア ディレクターの川辺謙介氏は、「自社のCX戦略と方向性を理解し、変化し続ける市場や顧客の状況に即したテクノロジーの導入と既存のシステムの改善提案を行う必要があります」と述べた。
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November 25, 2019, 8:35 pm
ベリントシステムズジャパンは、クラウド型WFMソリューション「Verint WFM」の最新版を提供開始した。
主なアップデートの特徴は、①操作性の改善、②AI活用、③モバイル機能の強化――の3つ。
例えば、スケジューリングの画面では、できる限りクリック回数を削減。また、AIを活用することで業務量などの予測精度を向上した。モバイルアプリ機能の強化により、エージェント自身がシフトを簡単に入れ替えたり、その場で他のスケジュールを変更したりできるようになっている。
クラウドを活用すれば企業のニーズに合わせて簡単に拡張/縮小が可能。機能や柔軟性を維持したまま、オンプレミス型でも導入することもできる。
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November 25, 2019, 8:36 pm
ベリントシステムズジャパンは、クラウド型WFMソリューション「Verint WFM」の最新版を提供開始した。
主なアップデートの特徴は、①操作性の改善、②AI活用、③モバイル機能の強化――の3つ。
例えば、スケジューリングの画面では、できる限りクリック回数を削減。また、AIを活用することで業務量などの予測精度を向上した。モバイルアプリ機能の強化により、エージェント自身がシフトを簡単に入れ替えたり、その場で他のスケジュールを変更したりできるようになっている。
クラウドを活用すれば企業のニーズに合わせて簡単に拡張/縮小が可能。機能や柔軟性を維持したまま、オンプレミス型でも導入することもできる。
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November 26, 2019, 9:16 pm
コンタクトセンターソリューションを提供する米ジェネシスのCEOであるトニー・ベイツが来日し、戦略を語った。
ベイツ氏は、「現在、カスタマーサービスの領域では、デジタルトランスフォーメーションやCX、オムニチャネルなどのキーワードが注目されているが、ジェネシスが提唱したいのは『パーソナライゼーション』。顧客の好み、趣向を十分に把握したうえでコンタクトチャネルを最適化することが重要だと考えている」と訴えた。
従来のパーソナライゼーションが、世代、あるいはタイプごとの分類、ペルソナなどをベースにしていたの対し、同社が目指すパーソナライゼーションは、個別に最適なカスタマージャーニーを予測して実践するというもの。どのチャネルで通知されることが好ましいのか、反応しやすいのかは1人ひとりで異なることから、個別最適化することがCX(顧客体験)の向上および効率化につながるという考え方だ。
「パーソナライゼーションによるCX向上は、企業にとって強力な差別化ポイントとなり、価格競争に巻き込まれることを回避する他、生産性の改善にも有効」と、ベイツ氏は説明する。
パーソナライゼーションの実践には、同社のクラウド型コンタクトセンターソリューション「Pure Cloud」の活用が前提となる。同ソリューションに蓄積された数十億におよぶコンタクトデータをもとに最適化を図るためだ。
ベイツ氏は、「クラウドシフトを加速していく」と強調。新規ユーザーについては基本的にクラウド活用を提案し、既存ユーザーについてもクラウドシフトを支援するツールやサービスの提供を訴求する方針だ。![]()
事業戦略を話す米ジェネシス CEOのトニー・ベイツ氏
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November 29, 2019, 12:26 am
シャープの子会社として2019年8月に設立した、AIoTクラウド(東京都江東区、赤羽良介社長)は、ビジネスコミュニケーションサービス「LINC Biz」を提供開始した。
新サービスは、チャットとビデオ会議をシームレスに連携した社内コミュニケーションツールで、シャープの社員約2万名が活用するために開発した仕組みを汎用化したもの。
赤羽社長は、「最初は200名くらいを対象に試験運用しながら、1年かけて開発しました。利用社員から不満や要望を募って改善するアジャイル方式で改良を進めたことで、操作性に優れた使い勝手のいいサービスになっています」と自信をのぞかせる。チャット画面のタイムライン上でビデオ会議への招待、参加ができるのが特徴。ファイルの共有や共有ファイルへの書き込みも可能で、社外メンバーを一時的に招待することもできる。
まずは無料のフリープラン(最大15チャンネル)のみ提供開始し、2020年1月からは1ユーザーあたり月額350円(チャンネル数無制限)のスタンダードプランも提供開始する。
2020年度内1万社の導入を目指している。
新サービスの説明を行う赤羽良介社長
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December 1, 2019, 5:00 pm
NTTドコモは、対話型AIサービス「ドコモAIエージェントAPI」のパートナープログラム「ドコモAIエージェントAPIパートナープログラム」の提供を12月2日から開始する。
ドコモAIエージェントAPIは、NTTグループのAI「corevo(コレボ)」を活用した対話サービス。テキストでの問い合わせに対し、作成したシナリオに沿った「一問一答」や「対話」が可能。また、音声認識および音声合成機能を有しており、電話の問い合わせに音声で自動応答することもできる。
パートナープログラムは、パートナー向けのAPI(Application Programming Interface)利用料金の提供や全国のドコモ法人営業網でのソリューション拡販など、販売ビジネスの支援を行うもの。また、業界動向の共有、パートナー間の意見交換ができる交流会も定期開催する。すでに、9社の企業がパートナーとして参画している。
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December 1, 2019, 11:07 pm
コールセンター向けBPO事業を展開するベルシステム24は、日本マイクロソフトおよびDataMeshと連携し、コールセンター業務における“時間や場所の制約を超えた新しい働き方”の実現を目指した「コールセンター・ワークスタイル・イノベーション・プロジェクト」に着手した。具体的には、デロンギ・ジャパンから受託している全自動コーヒーマシーンのサポート業務において、Mixed Reality(MR、複合現実)を活用した実証実験を開始する。日本マイクロソフトが提供するヘッドマウントディスプレイ「Microsoft HoloLens 2」とDataMesh社の3Dホログラム技術を活用したMRアプリを組み合わせることで、オペレータがコーヒーマシーンの3Dホログラムを見ながらサポート業務を行える。
従来、電化製品や化粧品などを提供するメーカーのサポートセンターでは、膨大な数の製品をセンター内に設置し、オペレータが実機を手に取り、実際に本体や部品を動かしながら対応していた。HoloLens 2を活用することで、実機がない場所でも対応が可能になる。
ベルシステム24の柘植一郎社長は、「労働人口の減少が見込まれる中、企業の都合に合わせた働き方ができる人材の確保は難しくなってきている。在宅勤務など、“働きたい”と考えるすべての人が働ける環境を作ることが必要。最新技術を活用して、時間や場所の制約を超えた新しい働き方の実現を目指している」と実証実験に取り組んだ背景を語った。
デロンギ・ジャパンの杉本敦男社長も、「豊富な知識や経験を有するオペレータが、より長く働ける環境を作ることが、サポートの品質を維持、向上できると考え、今回の実証実験に合意しました」と話す。
ベルシステム24は、今回取り組むコールセンター・バーチャライゼーションを2021年末を目途に汎用的なビジネスモデルとして構築し、他のクライアント企業での導入も進める方針だ。![]()
左から、ベルシステム24ホールディングス 代表取締役 社長執行役員CEO 柘植 一郎氏、デロンギ・ジャパン 代表取締役社長 杉本 敦男氏、DataMesh 代表取締役 王 暁麒氏、日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 クラウド&ソリューション事業本部長 兼 働き方改革推進担当役員 手島 主税氏
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December 3, 2019, 5:00 pm
アドバンスト・メディア(東京都豊島区、鈴木清幸社長)は、音声認識APIを提供する開発プラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform(以下ACP)」の一般公開を12月3日に開始した。![鈴木社長]()
代表取締役会長兼社長の鈴木清幸氏
![大柳様]()
取締役事業本部長の大柳伸也氏
ACPは、1万を超える企業や自治体に採用されている同社の音声認識エンジン「AmiVoice」の機能を利用できるAPIを提供。これにより、音声テキスト化や音声対話、音声制御、音声翻訳などをアプリケーションやWebサイトに実装できる。同社は、ACPを通じて個人・法人の開発パートナーのサービス開発を推進し、サブスクリプション型のビジネスを拡大する狙いだ。
「AmiVoice Cloud Platform」のイメージと今後の展開音声認識APIは、ビジネスユースに強い言語モデルを特徴とする。ビジネスに不適切または有害な不要語を言語フィルタリングにより取り除いたことにより、誤認識を軽減した。さらに製品名や固有名詞など単語のカスタマイズ登録も可能。
リアルタイム版(WebSocket 音声認識API)、バッチ版(HTTP 音声認識API)をラインナップしている。いずれも、基本料金は、毎月60分までの利用は無料、60分以上は発話区間(無音やノイズを除いた区間)に対する従量課金制で、1秒当たり0.025円。クラウド上に音声データのログを残さないプランも提供する(1秒当たり0.04円)。なお、初月は無料で利用制限なし(各月20日以降に利用を申し込んだ場合は翌月まで無料)。
このほか、音声認識APIを体験できるサンプルプログラムをダウンロード可能。各プログラムには、音声認識APIを簡単に利用できるライブラリが含まれており、実際のアプリ開発に利用することもできる。詳細はWebサイト(https://acp.amivoice.com/main/)参照。
今後は、領域特化型の音声認識APIの公開を予定している。
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December 3, 2019, 5:46 pm
エヌ・ティ・ティ マーケティングアクト(大阪府大阪市、横山桂子社長、以下NTTマーケティングアクト)、ウイング(広島県広島市、池田 政之社長)、スリープロ(東京都港区、彦坂 昌彦社長)は3社で連携し、緊急対応・リコール向けパッケージ『ワンストップ アシスト』の提供を開始した。
同サービスは、情報漏えいやリコールなどの緊急事態発生時に、窓口をはじめとした初動対応から、配送や回収といったの現地対応サポートまでを提供するもの。NTTマーケティングアクトが企業の緊急対応時に短時間で立ち上げる「緊急お客様窓口」と、ウイングの「往復便ソリューション」、スリープロの「全国オンサイトサポート」を統合し、一連業務をワンストップで効果的に提供することで緊急時の課題解決をサポートする(概要は図参照、クリックで拡大)。
サービスの主な特徴は次の通り。
●お客様窓口
・アマゾン ウェブ サービスが提供するクラウド型コンタクトセンター・システム「Amazon Connect」を活用し、依頼から最短半日で電話システムを準備、業務立ち上げ
・チャットボットを依頼から最短1日で立ち上げ、24時間問い合わせ可能なマルチチャネル対応を実現
・顧客の応対から自動で問い合わせ内容を抽出し、適切なFAQの整備をサポート。窓口の範囲を広げた高品質な応対が可能
・リコール業務後、緊急窓口に入った問い合わせのVOC分析による、潜在リスクの抽出など、品質改善の提案が可能。
●配送管理
・お客様窓口の応対状況と、物品(代替品・回収品)管理や検品、配送情報を同一基盤で管理することにより、配送の流れとタイミングを最適化。
・独自の基盤にて、物流とコンタクトセンターが連動することで、物品配送のタイミングを捉えたコンタクトを実現し、物品のセットアップなどのリモートサポートによるアクティブな対応によりスピーディーな事態収束を図ることが可能
●オンサイトサポート
・全国12万5000名のオンサイトスタッフを活用し、コンシューマ向けや法人向け問わず、現地訪問サポートを展開。
・必要な時に必要な場所でサービスを提供できることで、リコール対応時の現地診断から対象製品の設置、設定、交換、回収等までのフィールド側の補完を実施。
同サービスの申し込みはNTTマーケティングアクトで対応する。
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