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2018年7月号 <連載/実践>

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実践

「理想のSV」の育て方・活かし方:第7回(最終回)

“残業ありき”からの脱却
変わる!SVの働き方とキャリア形成

東峰ゆか

時給制でシフトがきちんと管理されているオペレータと異なり、SVは多忙で「残業は当たり前」というのがコールセンターの常識とされてきた。しかし、働き方改革やダイバーシティの重要性が叫ばれるなか、SVの働き方も多様化が進みつつある。結果、特定のロールモデルを目指すことが難しくなっており、志向や理想に沿ってキャリア形成を考えるべき時代になっている。

 

チームリーダーの必須スキル 「現場観察力」養成のコツ:第1回(新連載)

組織に対する“感情”の把握が
気持ちよく働ける職場づくりの第一歩

井口 大輔

チームビルディングの考え方の根底には、「気持ちよく働くことのできる職場」の構築がある。実現には、リーダーのスキルとして「チームの状態」を正確に把握する“観察力”が欠かせない。本連載では、その観察力を体得するマネジメント・ツール「GRABBSS(Goal/Readiness/Affect/Behavior/Body/Stage/Setting)」について、事例を交えながら解説する。

 

いまさら聞けない『失敗しない求人方法』:第6回

失敗しない採用サイトの作り方・その4
応募したくなる画像のポイントとは

神宅謙一郎

失敗しない採用サイトの作り方、今回は『画像(写真)の使い方』です。写真は情報をスピーディーに伝える上でも非常に有効なツール。一説には「文字情報の6倍の速度で提供できる」とも言われています。ですが、写真さえ載せておけば求人の反響が上がるわけではありません。今回は求職者が応募したくなる写真とはどのようなものなのかを解説します。

 

出す側・受ける側“両方”から見る 失敗しないアウトソーサー活用術:第5回

業務構築はベンダーとの密な連携で臨む

栗田明欣

コンタクトセンターを構築するにあたり、ベンダーの提案を受けて委託先が決まれば、業務構築のフェーズに入る。この際、発注側は単に要求を出すだけでなく、ベンダーと密接なコミュニケーションを取りたい。業務がスタートしてから“こうじゃない”といった齟齬を防ぐことができる。また研修はベンダー任せにせず、発注側も積極的に参画することで、チームワークが生まれる。

 

RPA導入の『手引き』 効果を最大化する業務設計とプロセスデザイン:第1回(新連載)

課題の可視化、妥当性の検証──
現実味のある「導入領域」を明確にする

内田孝輔

近年「RPA」がバズワードのように広がり、それに伴い各社でRPA導入の検討が進んでいる。しかしながらRPAは導入すれば無条件に業務が自動化される「魔法の杖」ではなく、導入の是非や導入領域を判断するにあたっては、俯瞰的に業務を眺め、効果的に活用する必要がある。本連載ではRPAの導入について「計画」「設計」「実装」「改善」の4回にわたり説明する。


2018年8月号 <サービスのプロに聞く>

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上野 直美 さん

<コーナー解説>
店舗など、コールセンター以外を含めた接客やサービスのプロにその心構えやノウハウを聞きます。

顧客以上に顧客を知る!
武器は「知識」と「コミュニケーション力」

東急百貨店
コンシェルジュ
上野 直美 さん

Profile

1993年に入社。もともとインテリアやカラーへの関心が高く、学生時代のアルバイトでレストランの接客を経験。入社後は、家具・インテリアをはじめ、婦人服や学校制服の売り場担当を経て、2011年からコンシェルジュに就任。色彩検定や骨格スタイルアドバイザー、フィッティングアドバイザーなどの資格を取得し、その顧客に似合う商品の選定に活かしている。趣味は、絵画や音楽の鑑賞など。

 東急百貨店 本店では、買い物をサポートするコンシェルジュサービスを提供している。パーティや行事など特別なシーンに適したファッションから、贈答品に関する相談まで、コンシェルジュが無料で対応するというものだ。

 コンシェルジュの1人である上野直美さんは、顧客の好みや希望を聞き出したうえで個性を反映したアドバイスを得意とする。とにかく話を聞くことと、言葉に表れなかった顧客の真意を察知すること、それらをもとに仮説を組み立てながら、その服を着て行く状況をよりリアルに想像することを大事にしている上野さん。色彩検定や骨格スタイルアドバイザーなどの資格を取得し、商品選定に活かしている。

 カラーの知識を活かし発案した、「カラーコスメアドバイスサービス」も好評だ。パーソナルカラー診断をもとに似合う口紅やチーク、アイシャドウを提案するという有料サービスで、商品を購入した場合は無料になる。SNSなどでクチコミが広がり、20代の若者を中心に利用者が増えている。

アドバイス

東急百貨店

2018年8月号 <ソリューション&サービス>

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ソリューション & サービス

<コーナー解説>
ITソリューションの導入に関し、背景や動機、選定要素と運用ポイントを聞く事例記事です。

CRMシステム

“経験とスキル”をフォローする
最新の応対サポート機能を検証

オペレータが長時間、操作するCRMシステム。使いやすいストレスフリーな機能こそ、経験値や教育時間の不足をカバーする最大の武器となる。業務プロセスの流れに即したユーザーインタフェースをはじめ、FAQなどのナレッジ連携など、ES(従業員満足)に配慮したさまざまな機能を提供する最新ソリューションを検証する。

 人手不足の現在、コールセンターでは1件あたりの生産性を高めることが大きな課題だ。

 これを受け、応対中に顧客情報の参照・登録を行うCRMシステムは、オペレータのスキル不足や経験値の低さをカバーする機能や、情報を素早く社内で共有するための機能を拡充している。さらに、チャットボットやRPA(Robotic Process Automation)との連携による業務自動化を提案する動きもすでに始まっている。主要各社のシステム/サービスを検証する。

図 CRMシステムの応対支援機能

図 CRMシステムの応対支援機能

※画像をクリックして拡大できます

記事内で取り上げているベンダー(掲載順)

テクマトリックス
日本オラクル
セールスフォース・ドットコム
バーチャレクス・コンサルティング
富士通
Zendesk

2018年8月号 <特別企画1>

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特別企画扉

5年後のコンタクトセンター研究会

ストラテジー分科会

事前期待に応じた“オムニチャネル”設計
「変化に強いコールセンター」の条件

消費行動のオムニチャネル化、ひっ迫する労働市場──。コンタクトセンターを取り巻く環境は、市場創出以降、最も厳しい情勢となりつつある。コールセンタージャパン編集部が主宰する「5年後のコンタクトセンター研究会」は「変化への対応」を総合テーマに設定。ストラテジー分科会で進めている「変化に即応した経営貢献」についてまとめる。

 2013年に発足した「5年後のコンタクトセンター研究会」。運営企業、ITベンダーやSI、アウトソーサー、コンサルタントなど、立場を超えて“近未来のあるべきコンタクトセンター像”を議論してきた同研究会は、ソリューション/サービス、マネジメント、ストラテジー(旧カスタマー・エクスペリエンス)の3つの分科会で構成している()。2018年からは、統合テーマとして「変化に対応できる顧客接点」を設定。それぞれの視点から議論を進めている。

 本号では、ストラテジー分科会で展開された議論から、「この5年間に起きた変化を受けて、提供すべき顧客体験とあるべき経営貢献の姿」についてまとめる。

 ストラテジー分科会は、昨年まで「カスタマー・エクスペリエンス分科会」として活動してきた。より幅広く“戦略的コンタクトセンターのあり方”を議論するために名称を変更。ロイヤルティ向上やCRM実践を支援するコンサルタント、ISラボ代表の渡部弘毅氏をリーダーに、コールセンター運営企業を中心としたメンバー構成となっている。

 コールセンターは、1990年代後半からさまざまな企業が設置するようになり、顧客対応のオペレーション拠点から、対話を介して顧客満足度を高めるコミュニケーション拠点、そして得られた情報を企業の資産として活用する戦略拠点へ進化している。しかし近年は、かつてないレベルの人手不足と、スマートフォン普及による顧客行動の変化という2つの課題に直面、多くのコールセンターがさらにステップアップすることが期待されている。

 ストラテジー分科会では、「5年後を見据えて、現状の変化に即応した“顧客体験のあるべき姿”」を議論、オムニチャネル化への課題と期待できる効果をまとめた。

図 5年後のコンタクトセンター研究会の構造

図 5年後のコンタクトセンター研究会の構造

※画像をクリックして拡大できます

2018年8月号 <特別企画2>

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2018年8月号 <センター探訪>

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センター探訪

打ち合わせスペースにもなる休憩室

カルチャーを浸透させるツール群

カルチャーを浸透させるツール群

カルチャーを浸透させるツール群

メルカリ

電話で対応すべき問い合わせは何か
顧客窓口のあるべき姿を自問自答中

 7100万ダウンロードを達成したフリマアプリ「メルカリ」を運営するメルカリ。従来はスマートフォンのアプリというサービスの特性上、カスタマーサポートは一貫してメールでのみ対応してきたが、昨年、創業から5年にして初めて、電話窓口を開設した。

 博多に立地する福岡センターは、現在数十名規模。メンバーの半数以上がコールセンター未経験者で、顧客体験を精査してあるべきサービスを“ゼロ”から構築している。

 「FAQをはじめ問い合わせ対応に必要なナレッジは存在しましたが、応対フローやKPIなどはメールセンターのものをそのまま適用できるわけではないので、試行錯誤しながら組み立てています。“かければすぐつながる”という電話のメリットを最大限活かせる窓口の構築を目指しています」(藤井洋子氏)

 現在は、大型らくらくメルカリ便の集荷に関する問い合わせのみが対象だが、解決スピードや顧客満足度などから電話とメールを比較検証し、「電話で対応すべき」と判断した問い合わせは順次窓口の追加検討を進めている。

 「組織や仕組みをゼロから作り上げていくことが楽しい」と話す藤井氏だが、『正解』が存在しない判断が求められる瞬間も多く、悩むこともある。

 「50:50で迷ったときは、メンバーにワクワクするか、ヒヤヒヤするか尋ねます。ワクワクすることであれば実現に向け動き、ヒヤヒヤするメンバーが多ければもう一度、メリット、デメリットの洗い出しからやり直します」(藤井氏)

 開設から1年。道なき道に、新たな道を敷くように走り続けてきた。今後、メンバーが一丸となって構想する新たなサポートの発信に期待が高まる。

“おもちゃ箱”のような間仕切り

“おもちゃ箱”のような間仕切り

フリースペースでは出張メンバーが仕事中

フリースペースでは出張メンバーが仕事中

コールセンタージャパン 2018年8月号(7月20日発売)

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表紙

特 集 Special edition

職場に対する期待値は低い?
実態調査に見る「SVのホンネ」

Part.1 <実態調査>
増える仕事、上がらない収入──
人手不足に消耗するSV228名の肉声

Part.2 <SVインタビュー>
オペレータの成長、提案受理、経営貢献
“やりがい”につながる成功体験

SCSKサービスウェア/三井住友海上火災保険/Me-Rise

詳細を見る

特集扉

特別企画1 Special Contents 1

5年後のコンタクトセンター研究会
ストラテジー分科会

事前期待に応じた“オムニチャネル”設計
「変化に強いコールセンター」の条件

詳細を見る

特別企画1

特別企画2 Special Contents 2

コールセンター/CRM
デモ&コンファレンス
2018 in 大阪 誌上レビュー

総括・展示会/基調講演/5年後のコンタクトセンター研究会中間報告/特別講演/実践研修講座

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特別企画2扉

戦略を学ぶ Strategy

< インタビュー >

デジタルシフトウェーブ
代表取締役社長
鈴木 康弘 氏

「デジタルシフト」の成否を分ける?!
“コールセンター”の位置づけ

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鈴木 康弘 氏

< CS戦略 >

ピックアップ
顧客は“チャット型小説”の書き手・読み手

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トレンドをつかむ Trend

< FOCUS-Topics >

「推奨者」と「批判者」を分けた
カスタマー・エクスペリエンスの“格差”

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< FOCUS-Solution >

自動応答の欠陥を補う
実用段階に入った「音声認識IVR」の効果

──NTTドコモ

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< NEWS DIGEST/掲示板 >

チューリッヒ生命保険/アニコム損害保険/JIMOS/LINE/AIメッセンジャー/日本アバイア/ジェネシス・ジャパン/セールスフォース・ドットコム/タカコム/富士通コミュニケーションサービス

現場を知る Site

< 事例研究 >

LINE Fukuoka
フィンテック事業を支えるCS起点の改善
ポイントは“速さ重視”のVOC活動

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< カイゼンの軌跡 >

イオンクレジットサービス
顧客接点全体の品質向上に向け
“電話をかけずに済む仕組み”を作る

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< サービスのプロに聞く >

東急百貨店
コンシェルジュ
上野 直美 さん

顧客以上に顧客を知る!
武器は「知識」と「コミュニケーション力」

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< センター探訪 >

メルカリ
電話で対応すべき問い合わせは何か
顧客窓口のあるべき姿を自問自答中

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< リーダー・オブ・ザ・イヤー 2017 >

三井住友カード
フォーユーセンター企画部 部長代理
原田 雄介 氏

「心でエンゲージする」対応を生み出した
コンタクトセンター改革をけん引

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ITを知る Information Technology

< ソリューション&サービス >

CRMシステム
“経験とスキル”をフォローする
最新の応対サポート機能を検証

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< ITの選び方&使い方 >

象印マホービン
業務効率化、ミス防止、VOC活動
ナレッジ連携がもたらす改善の成果

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< IT企業に聞く! >

楽天コミュニケーションズ
オムニチャネル時代のクラウド基盤
グループ内CS部門の声を聞いてシステム選定

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< New Products >

日立情報通信エンジニアリング/NTTテクノクロス/ユーザックシステム

データを捉える Data

< DATA FILE >

2018年法人向けオフィス用品
通販サービス顧客満足度
──J.D. パワー ジャパン

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< DATA FILE by HDI-Japan >

問い合わせ窓口格付け調査
──飲料業界

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< DATA FILE/今月の就業データ >

就業形態/エリア(集積地)別
有効求人倍率推移(2018年5月)

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連 載 Serialization

< 実践 >

「理想のSV」の育て方・活かし方:第7回(最終回)
東峰ゆか

チームリーダーの必須スキル
「現場観察力」養成のコツ:第1回(新連載)
井口大輔

いまさら聞けない
『失敗しない求人方法』:第6回
神宅謙一郎

出す側・受ける側“両方”から見る
失敗しないアウトソーサー活用術:第5回
栗田明欣

RPA導入の『手引き』:第1回(新連載)
内田孝輔

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< コラム >

市界良好:第76回
秋山紀郎

AfterCall〜電話の後で:第76回
長掛文子

3 Minutes Lesson
毎日できるメンタル・ケア:第57回
奥 富美子

わたちゃんのかすたま〜えくすぺりえんす:第42回
渡部弘毅

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< マンガ >

督促オペレータ奮闘記(67)
榎本まみ

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お客様のタイプで話し方を変えてみませんか

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同じお客様でもクレームにさせてしまうオペレータもいれば、意気投合してお得意様にさせてしまうオペレータもいます。

いわゆる“相性”というものが、人対人である以上カスタマーサービスの現場にはどうしても存在します。

相性が合わない相手とは、どうしてもいいコミュニケーションが取れないのでしょうか。

実は相性をその場で判断したうえ適切なコミュニケーションを取れる方法があります。

ベースとなる考え方は、「ソーシャルスタイル理論」です。

まず、「積極的に自分の意見を述べる」方か「人の意見を聞いてから意見を述べる」方かなど20問の問いに回答し自身のタイプを4タイプで診断します。

次に、お客様対応中に顧客の話し方や会話の運び方で、顧客のタイプを判断したうえ、相性を把握します。

残念ながら相性が悪い相手でも、相手のタイプに合わせた話し方を意識することで、いいコミュニケーションが可能になります。

 

「『督促OLと学ぶ コンタクトセンターソリューション講座』Vol.3 / オムニチャネル編」ジェネシス・ジャパン

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『督促OLと学ぶ コンタクトセンターソリューション講座』Vol.3 / オムニチャネル編

ジェネシス・ジャパン

詳細を見る
好評の督促OLと学ぶ『コンタクトセンターソリューション講座』の第三弾は「オムニチャネル」を取り上げる。商品トラブルを抱え、一刻も早く解決したいユーザーは、つながりにくい電話には頼らず、メールやチャット、SNSなどあらゆるチャネルを駆使して、コンタクトしてくることが多い。これに対してチャネルごとに対応していては、顧客の求めるスムーズなサポートができないばかりか、顧客離反の一因につながることにもなる。オペレータの視点から、顧客の複数チャネルによるコンタクトにどの様に対応すれば、カスタマーエンゲージメントを醸成することができるかを検証する。
 
※ホワイトペーパー提供会社:ジェネシス・ジャパン株式会社
■他のホワイトペーパー
導入事例「80項目もの要件から選択されたクラウド・コンタクトセンター・ソリューションとは?」
解説レポート『督促OLと学ぶ コンタクトセンターソリューション講座』Vol.1 / インバウンド(ルーティング)編
解説レポート『督促OLと学ぶ コンタクトセンターソリューション講座』Vol.2 / IVR編

コンタクトセンターソリューション講座

マンガ

 メールの回答に対し電話で問い合わせたり、電話対応中にチャットを開始するなど顧客接点のオムニチャネル化が進んでいる。スムーズかつ快適な顧客体験を提供するためには、応対履歴の連携のみでは不十分だ。稼働管理やルーティングなどもチャネル横断的に行うことではじめて、顧客が求めるスピーディな応対を実現できる。

異なる対応チャネルによるサポートは
CS向上を阻む大きな障壁となる

 商品トラブルなど企業への問い合わせが必要になった際、多くの顧客が最初に頼るのはWebサイトだ。検索エンジンで商品名などを検索し、企業のFAQサイトなどから情報収集する。解決しない場合は、メール、チャット、電話から状況に応じて最適なチャネルを選択し問い合わせる。Webサイトを閲覧しながらコールセンターに電話をかけ、同時にチャットでFAQサイトのURLを送ってもらうといったやりとりも、もはや一般的だ。

 顧客の行動がオムニチャネル化している以上、コールセンターの運用もオムニチャネル化は避けられない。電話、メール、チャットが別々のシステム、担当者で運営される従来の手法で、CS(顧客満足度)向上を図ることは難しい時代になっている。

 例えば、「さっきメールで問い合わせた件だけど」という顧客からの電話にスムーズに対応するためには、その電話を受けたオペレータが過去のメール履歴を確認しながら応対する仕組みが不可欠だ。

続きはホワイトペーパーをご覧下さい

「コンタクトセンターの最大課題をAIとRPAは解決できるのか」富士通株式会社

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コンタクトセンターの最大課題をAIとRPAは解決できるのか

富士通株式会社
詳細を見る
今回は前後編の2回で、コンタクトセンターにおける現状の課題と今後の展望及び解決策の可能性を考えます。前編では、各省庁から発表されているデータと、コンタクトセンターへのアンケートで収集されたデータを活用し、現在の業界の課題を洗い出します。後編では、それらの課題を踏まえ、今後コンタクトセンターのサービス提供のあり方がどう変わっていくのか、また、急加速する第3次AIブームやRPAはコンタクトセンターの課題を解決することができるのか、検証してまいります。
今後のセンター運営のヒントとしてご活用ください。


※ホワイトペーパー提供会社:富士通株式会社
 

コラム コンタクトセンターの最大課題をAIとRPAは解決できるのか
前編
コンタクトセンターが抱える最大の課題とは

今回は前後編の2回で、コンタクトセンターにおける現状の課題と今後の展望及び解決策の可能性を考えます。前編では、各省庁から発表されているデータと、コンタクトセンターへのアンケートで収集されたデータを活用し、現在の業界の課題を洗い出します。後編では、それらの課題を踏まえ、今後コンタクトセンターのサービス提供のあり方がどう変わっていくのか、また、急加速する第3次AIブームやRPAはコンタクトセンターの課題を解決することができるのか、検証してまいります。
今後のセンター運営のヒントとしてご活用ください。

コンタクトセンターにおける課題の変化

 コンタクトセンターとは典型的な労働集約型産業の職場である。センターの運営費に占める(アウトソーサーであれば、売り上げに占める)人件費の割合が非常に高い、ということであり、センターの品質は業務に従事している「人」にかかっている。そんな「人」が生命線のビジネスモデルであるコンタクトセンターにおいて、人材の質と量の両面における不足が、大きな課題として最近クローズアップされている。変化がよりよくわかるよう、過去3年間の課題の変化をリックテレコム社発刊の「コールセンター白書」で検証してみよう。

 図1は、「センター運営上の課題は何か」という設問に対するコンタクトセンターの回答を一覧化したグラフである。これまでは常に「品質向上」の項目がトップであり、その他の項目も生産性の向上やオペレータの適正配置といった、品質や運営に関する項目が上位を占めていた。ところが、2017年に白書発刊以降初めて「品質向上」がトップから陥落、それに代わったのが「オペレータの採用・育成」の項目で、アンケートに回答したセンターの54.4%が課題としてあげている。2014年は38.9%と、すでに若干高めの割合だが、その前年2013年の調査では23.6%にとどまっていた。このことから、2014年頃からオペレータの採用や育成が困難になってきた可能性が高い。また、2番目には「スーパーバイザーの採用・育成」が続いており、採用・育成に関する課題はオペレータに限らない状況だと言える。

 課題である採用と大きく関連する人材の「定着化」に関しては、2014年版では、わずか16.6%のセンターが課題だと答えた「定着率向上」が、17年版では35.3%と2倍以上に上昇している。採用できないだけでなく離職者も多い。つまり、「入り」と「出」の双方に問題を抱えていることから、容易に解決できない課題であることがわかる。コンタクトセンター業界は、1980年代半ばから多くのアウトソーサー企業が設立され、すでに40年近い時を経て成熟期に入っている。2017年11月に発表された日本流通産業新聞の記事で、電話応対業務を受託するコンタクトセンター企業の売上高は、上位38社の合計で9,841億9,400万円に上り、前年度からの実質伸び率は5.6%と報じられている。顧客との関係構築の上で、顧客接点部門であるコンタクトセンターを重要視する動きは高まっており、各種調査によると、急激な成長は見込めないものの今後もしばらくは緩やかな成長が予測されている。つまり、今のままのビジネスモデルを継続する限り、今後も一定ボリュームの採用が必要になるということであり、人材の課題は業界にとって、今後のビジネスに影響を与えかねない大きな問題であると言っても過言ではないだろう。

 それではここで、コンタクトセンターをとりまく社会の状況はどう変化しているかを見てみよう。

図1 センター運営上の課題

図1 センター運営上の課題

続きはホワイトペーパーをご覧下さい

※上記より『コラム コンタクトセンターの最大課題をAIとRPAは解決できるのか』の「前編 コンタクトセンターが抱える最大の課題とは」と「後編 コンタクトセンターの課題解決に向けて」をダウンロードできます。

SAPジャパン、CRMソリューションを刷新

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SAPジャパン(東京都千代田区、福田 譲社長)は、次世代CRMを実現するクラウドソリューションスイート「SAP C/4HANA」の提供を7月25日から開始した。

SAP C/4HANAは、“人間+AI(人工知能)+優れたプロセス”によって実現する「インテリジェント・エンタープライズ」をコンセプトとしたパッケージ製品。

具体的には、ワン・トゥ・ワンマーケティングを実現する「SAP Marketing Cloud」、Eコマースの顧客体験を高める「SAP Commerce Cloud」、営業活動を管理する「SAP Sales Cloud」、カスタマーサポート支援「SAP Service Cloud」の4つのクラウドサービスと、各製品のデータを統合管理する「SAP Customer Data Cloud」によって構成される。


C/4HANA
「SAP C/4HANA」のサービスイメージ


これらの機能を1つのインターフェースで利用可能。クラウドプラットフォーム上での機械学習やIoT(Internet of Things)といった最新技術を利用できるデジタルイノベーションシステム「SAP Leonard」、ERPソリューション「SAP S/4HANA」との連携により、配送や在庫管理といったバックエンドも含めた顧客体験の最適化を図る。

在庫管理システムと連携したチャットボットによる自動応答の実現も容易だ。例えばBtoBの製造業で、部品Aを100個発注があった場合、システムを確認して「現在の在庫にある80個はあす発送。残り20個は次回生産日の△日に発送」といった回答を導き出せる。

販売計画については、「製造業、小売卸業、サービス業(通信、公益、保険など)を中心に提案していきたい」(SAP Customer Experienceソリューション事業本部事業本部長の高山勇喜氏)。とくに、対面、非対面を問わず顧客接点を3つ以上持っていて、かつECサイトや代理店ポータルなどデジタルチャネルの売上比率が10%以上を占めたり、海外売上比率の20~30%以上など、顧客体験プロセスが複雑になりがちな企業で効果を発揮するという。

なお、SAP Customer Data Cloud上で、他社のサービスも統合可能なため、既存資産を活かしたサービスを設計することもできる。


 

SVを育てる“アクティブ・ラーニング”

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SVの業務やスキルは可視化や数値化が難しく、育成は容易ではありません。
とくに重要な役割のひとつである“チームビルディング”のスキル育成においては、SVの仕事ぶりを把握し、改善に導くことは困難です。

 SVのチームビルディング力を伸ばすトレーニングのひとつに、「アクティブ・ラーニング」があります。
知識を詰め込む机上研修と異なり、グループワークやディスカッションなどを通して思考させるタイプの学習方法で、自ら気づくことで学びの定着を促し、普段の行動を変えるきっかけにもなりうるトレーニング手法です。

アクティビティ・ラーニングは、体験中に考えたことや、他者との関わりのなかで感じたことから学びとるため、体験後にそれらを深く思考し、「言葉」として可視化することがポイントです。
このため、課題に取り組んだ後の振り返りをファシリテートするトレーナーが必要で、トレーナーは体験中の様子を観察したうえ、受講生の気づきを促すよう働きかけます。

 

コールセンタージャパン編集部、「CX×CC サミットin大阪」開催

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リックテレコム 月刊「コールセンタージャパン」編集部はこのほど、大阪にて「カスタマーエクスペリエンス×コンタクトセンター サミットin大阪」を開催した。共催はNTTマーケティングアクト/NTTコム マーケティング。160名超が来場した。

基調講演は、デロイト トーマツ コンサルティングの執行役員/パートナーである中本雅也氏が、CX向上を促すためのVOC活動について解説。

特別講演は、ディノス・セシールのCECO(Chief e-Commerce Officer) EC本部 EC企画1部 ゼネラルマネージャー、石川 森生氏が同社のオムニチャネル戦略を発表。カタログとEコマースの違いを分かりやすく解説したうえ、相乗効果をもたらすオムニチャネル戦略のあるべき姿を示した。

パネルディスカッションでは、ネスレ日本 マーケティング&コミュニケーションズ本部コンシューマーリレーションズ部 部長の野崎 善教 氏と石川氏、NTTマーケティングアクトのカスタマーソリューション事業推進部 コンタクトセンタビジネス部門長、新谷 宜彦 氏、NTTコム マーケティング ボイス営業部 ボイス営業部門 担当部長の塚原 徹 氏がパネリストとして登壇し、「ファン作りのためのコミュニケーション戦略」をテーマに議論を展開した。モデレータはコールセンタージャパンの矢島竜児編集長が務めた。チャットボットやAI活用など最新テクノロジーを駆使しして、新たな顧客体験の創出に試行錯誤する野崎氏が体験談や苦労話を披露。新谷氏、塚原氏が自社のソリューションを紹介した。

8月29日、ベルサール神保町アネックスで「カスタマーエクスペリエンス×コンタクトセンター サミットin東京」を開催する。



特別講演の様子

セールスフォースドットコム、SalesforceSummer2018開催

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セールスフォースドットコムはこのほど都内で「SalesforceSummer2018」を開催した。
事例講演では、新生銀行やりそな銀行が、同社のソリューションを活用して顧客コミュニケーションや営業部門の生産性向上を図った取り組みを発表。
新生銀行の営業推進役CRM担当の松永 美生 氏は、「Web検索や問い合わせ履歴といったデータを活用して、次の顧客対応を高度化するという取り組みは、属人化するとセンスやスキルでバラつきが生じやすい。AIを活用して自動化することでより多くのお客様の顧客体験を高めることが可能になる」と話し、同社における営業プロセスおよびコールセンターの業務プロセスの改善、デジタルマーケティングの実践について解説した。


セールスフォースの担当者との対談形式で行われた事例講演で、自社の取り組みについて話す新生銀行の営業推進役CRM担当の松永 美生 氏(右)

多くの来場者で賑わう展示会場
 

フィナンシャル・エージェンシーとエス・アンド・アイ、Watson活用による通話内容の自動テキスト化サービスを提供

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フィナンシャル・エージェンシー(東京都渋谷区、齋藤正秀社長)とエス・アンド・アイ(東京都中央区、藤田和夫社長)は、IBMの「Watson」を活用したコンタクトセンター向けの通話内容書き起こしサービス「AI Speech Transcription Service」の提供を2018年10月から開始する。

Watsonの音声認識機能を利用し、応対品質の維持・向上に欠かせない「通話内容のチェック」や、クレームが発生した際の「聞き起こし」を効率化する。NGワードなどの特定の単語検索機能や、通話内容をチャット形式で表示するなど、コンタクトセンター業務における使いやすさを追求した。



サービスイメージ
「AI Speech Transcription Service」は、書き起こした内容をチャット形式で表示する


フィナンシャル・エージェンシーが運営する国内のコンタクトセンター8拠点に導入した場合、年間で1万5360時間の短縮が見込めると試算している。

音声認識の精度を決定づける学習データの作成・メンテナンスは、豊富な実績をもつエス・アンド・アイの専門チームが、業務内容に応じた作成支援を行う。運用開始とともに一定の認識精度を実現するために、同チームによる「インバウンド/アウトバウンド業務の学習データセット」の提供も予定している。

京都銀行、AI導入し全通話リアルタイムテキスト化

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京都銀行は、このほどNTTグループが開発したAI技術「corevo(コレボ)」を活用した受電センターシステムを導入した。
同システムは、NTT西日本の加入や移転などの問い合わせを受けるコンタクトセンターで、通話内容を自動で文字変換することで聞き間違いを防止したうえ、問い合わせ内容に応じた回答例を表示するといった活用実績を持つ。

京都銀行では、コンタクトセンターでの応対内容を、音声認識技術を用いて音声データを自動でテキスト化し、キーワードに応じた回答例を表示することで、応対者を支援する。同行は営業店を「1人でも多く、1分でも長く、お客さまとお話しするための拠点」へと変えていくため、生産性革新本部を立ち上げ営業店業務の抜本的改革を進めている。
新システムはその一環として、同行が営業店宛ての顧客からの問い合わせ対応をひかり電話にて集約した電話受付センターの開設に合わせ、応対品質向上を目的としたVOCシステムとして採用した。

NTTネオメイトの「AQStage IPコールセンターサービス」、LINEカスタマーコネクトに対応

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エヌ・ティ・ティ・ネオメイト(大阪府大阪市、上山圭司社長、以下NTTネオメイト)は、LINEが提供する「LINEカスタマーコネクト」に対応した「AQStage IPコールセンターサービス for LINEカスタマーコネクト」を提供開始した。

LINEカスタマーコネクトは、法人向けのカスタマーサポートサービスで、LINE to CallやCall to LINEなど、音声とテキストを有機的に連携したサポートを提供できる。LINEアプリ上で画像情報の共有も可能で、より気軽にわかりやすいサポートを提供できるとして注目されている。

AQStage IPコールセンターサービス for LINEカスタマーコネクトは、1席からのスモールスタートも可能。LINE to Callが月額20万円(利用要件で異なる。別途IPコールセンターサービスの利用料が必要)、Call to LINEは別途見積り。最低利用期間は1年で設定されている。

ベリントシステムズジャパン、カンファレンス「engage 2018」開催

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ベリントシステムズジャパン(東京都千代田区、古賀 剛社長)は、カンファレンスイベント「engage 2018」を開催した。

会場は満員
 講演会場では、熱心にメモをとる聴講者が多かった


古賀社長は、「カスタマーエンゲージメントカンパニーを標榜する企業として、コールセンターに限らず、あらゆる顧客接点をサポートしていく」と、方針を示した。具体的には、最新のデジタル技術を活用して、顧客接点業務のプロセス可視化・分析、自動化を進め、次世代カスタマー・エクスペリエンスを実現するソリューション提供を目指す。
 
講演および展示会場では、バックオフィス管理ソリューション「Verintワークマネージャー」をはじめ、包括的かつ横断的な顧客接点の強化を図るための最新ソリューションが紹介された。
 
特別講演は、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授の岸 博幸氏が、「これからのビジネスを取り巻く経済動向とIT戦略」と題して登壇。同氏は、経済財政政策担当大臣、総務大臣などの政務秘書官を歴任、経済政策を研究専門分野の1つとする。日本経済の課題として、人口減少や増税などの影響による潜在成長率の低さを指摘。「いまの景気は比較的好調ですが、人口減少を上回るペースで生産性が向上しない限り、いずれ難しい局面が訪れます」(岸氏)。政府による改革を待つよりも、各々の企業が生産性向上に努める必要性を強調した。生産性向上の方法の1つとして、既存のビジネスにデジタル技術を組み合わせることで現代に適合した顧客体験を創造するイノベーションの効果を解説した。
 
このほか、朝日信用金庫がRPA導入による業務改革事例を披露。パートナーベンダーおよびアウトソーサー6社も講演と展示を行った。

(満席御礼)カスタマーエクスペリエンス×コンタクトセンター サミットin東京、申し込み受付終了しました

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<定員に達したため、申込み受付を終了しました>

コールセンタージャパン編集部は、8月29日(水)、ベルサール神保町アネックスで「カスタマーエクスペリエンス×コンタクトセンター サミットin東京」を開催します。

カスタマー・エクスペリエンスに基づいたロイヤルティ向上。コンタクトセンターに課された役割は重く、企業内での位置づけも向上しつつあります。しかし、現場では「採用難」「人材不足」が深刻化。電話応対品質の維持で手一杯で、「理想と現実」のギャップは拡大する一方です。 本セミナーでは、こうした現場の悩みを踏まえたうえで、「あるべき顧客接点の姿」を検証します。

7月20日(金)に大阪で開催するセミナーを、講師陣、プログラムを一新し東京でも開催します。 大阪セミナーのプログラム、申込みはこちらです。

<プログラム>
●基調鼎談
オムニチャネル×デジタル・エクスペリエンスの効果
ANA X 顧客戦略部部長 冨満 康之 氏 ×ビービット 代表取締役社長 遠藤 直紀 氏
進行役:月刊コールセンタージャパン編集長 矢島竜児

●スポンサーセッション
人とAIの共存によるカスタマーエクスペリエンスの革新に挑む 〜業務効率の向上から企業価値の創造へ〜
NTTマーケティングアクト カスタマーソリューション事業推進部 コンタクトセンタビジネス部門長 新谷 宜彦氏

●特別講演
コンタクトセンターが創る ブランドとカスタマー・エクスペリエンスの関係
CXMコンサルティング 代表取締役社長 秋山 紀郎 氏

●スポンサーセッション
コンタクトセンター「Nextstage」を見据え 「今」やるべき3つの事〜5年後へのロードマップ〜
NTTコム マーケティング ボイス営業部 ボイス営業部門 担当部長 塚原 徹氏

●事例講演
テーマ:オムニチャネルとコンタクトセンター 講師交渉中

●パネルディスカッション
ファン作りのためのコミュニケーション戦略 「AI×人財」がもたらす新しい顧客体験のカタチ
・パネリスト IDOM デジタルコミュニケーションセクション セクションリーダー 中澤 伸也氏
NTTマーケティングアクト 新谷 宜彦氏
NTTコム マーケティング 塚原 徹氏
他交渉中
・モデレータ ISラボ 代表 渡部 弘毅 氏

<イベント概要>
日時:2018年8月29日(水) 12時30分開場、13時開演
場所:ベルサール神保町アネックス(東京都千代田区神田神保町2-36-1 住友不動産千代田ファーストウイング1F)
定員:200名 受講料:無料(要事前登録)
申し込み:http://www.ric.co.jp/ct-japan/cxcs2018-tokyo/
協賛:NTTマーケティングアクト/NTTコム マーケティング
主催:リックテレコム「月刊コールセンタージャパン」編集部

2018年11月14日(水)#聞くスキル聞き出すスキル養成講座~顧客心理を把握しリードする

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潜在ニーズを聞き出すマジッククエスチョンの活用法を解説
東京
開催予定 
2018年11月14日(水)10:00~17:00
東京・池袋
申し込み開始は8月中旬の予定です


講座カテゴリ   
オペレーション

対象  
SV、トレーナー、マネージャー

講座概要
顧客満足度の高い応対の原点となる、聞くスキル聞き出すスキル。
その体系を理解し、お客様の話をより「聞く」「聞き出す」ことのできるコミュニケーター育成方法を学びます。
販売・顧客獲得・アップセルクロスセル、そして解約阻止(リテンション)など、顧客意欲を刺激し、意思決定を促す必要のあるセンターのための講座。
顧客の心理を紐解き、販売率などの売上に関わる係数アップのために、顧客心理を把握し、リードする会話のスキルを磨きます。

◆推薦図書◆
受講前にご一読いただくことで、より深い学びとなります。
顧客の心理を読み解く 聞くスキル 聞き出すスキル



プログラム
1.現場で起こっていること
 (1)コミュニケーターに「きくスキル」が欲しい理由
 (2)なぜお客様の話を「きく」ことができないのか?

<狙い>
・ 受講生の様々なセンターの現状を把握し、それぞれのニーズの動機を把握する。
・どんな原因が考えられるか、ディスカッションをしながら、掘り下げていく。


2.聞くスキル聞き出すスキルとは?
 (1)きくスキル8つの要素
 (2)引き出す「質問力」の重要性

 (3)受け取る「心情察知力」の重要性
 (4)スクリプトで陥る「顧客の均一化」とは


<狙い>
・あいづち力、復唱力、質問力、音声表現力、語彙力、要約力、沈黙力、心情察知力の各要素の定義を学び、きくスキルの体系を理解する。
/  スクリプトを充実させることで陥るセンターの危険と、脱スクリプト化を目指す時に、きくスキルの要素との関連性を考える


3.質問力は説明力
 (1)相手を知り己を知れば百戦危うからず
 (2)お客様の「きく」状態、3つのステップ
 (3)お客様の話を聴く (傾聴)
 (4)戦略的に使うマジック・クエスチョン


<狙い>
・質問力の定義をさらに深め、質問の重要性を学ぶ
・お客様の話を聴く、傾聴スキルについて、練習をする
・質問をする目的は何か?目的別に質問を分類し、戦略的に使う方法を考える


4.心情察知力でお客様の状況を理解する
 (1)心情察知の「3つのステップ」
   ①顧客の心情を察知する
   ②察知した心情を分析する
   ③察知した心情に添った応対をする

<狙い>
・きくスキル、とりわけ心情察知力を発揮する時の「3つのステップ」を学習し、それぞれの要点を理解する。
・ コミュニケーターへトレーニングする方法を学び、実際に体験する



5.「マジック・クエスチョン」の習得~シナリオ作成編
 (1)ターゲットはどんな人?
 (2)マジック・クエスチョンを発揮したシナリオ作成
 (3)シナリオ読み合わせ


<狙い>
・質問力が構築されていない音声を聴き、お客様のパーソナル情報を詳細まで決定する
・そのお客様の情報を、いかに質問すれば引き出せるのか?やり取りをシナリオ化する


6.「心情察知力」の習得~実践編
 (1)シナリオの心情を考察
 (2)まとめ
   あなたの現場でお客様に質問したいことを整理する


<狙い>
・シナリオ化した音声を読み合わせし、感情の流れが正しいか、講師評価する。
・みなさんの現場で、お客様に聞きたいことを棚卸する

 

b_特典

トレーニング用CD、各種トレーニング用シート

定員 
25

価格
37,800円(昼食付、税込)

講師プロフィール 


情熱プロデュース
藤木 健


23歳のころ、役者を目指し上京と同時に、ベルシステム24に入社。通信、クレジットカード、ネット通販、損保など、様々なセンターを経てセンターマネージャーへ。現在は、役者時代の洞察力とセンター経験を活かし、コールセンタートレーナーとしてクレーム対応やきくスキル、KPIなど数々の研修を開発し、各地を飛び回っている。


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