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カングロ、クラウド型目標管理ツール「TREE」を販売開始

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経営・組織人事コンサルティング会社のカングロ(東京都練馬区、藤井利幸代表)は、コールセンター向けクラウド型MBO目標管理・スキルセット向上ツール「TREE Ver.1.0」を10月1日より提供開始した。

TREEは、靴やファッションのネット通販会社である米ザッポス(米国ネバダ州、トニー・シェイCEO)のコールセンターマネジメントから着想を得て、同社の「自身が幸せであればお客さまや世の中に幸せを届けることができる」という企業文化を反映した構成になっている。
具体的には、①自分で自分自身をコントロールしていると感じることができる、②進歩・成長を感じることができる、③つながりを感じることができる、④ビジョンと意味を感じることができる、⑤職場の「暗黙知」を最大化することができる――という、従業員がハピネスを感じる要素に紐付く形で、(1)目標設定力の向上支援、(2)タスクの進捗管理/PDCAのモニタリング、(3)各人の目標・ナレッジの共有/コミュニケーションの活性化、(4)組織のビジョン・ミッションの日々の確認、(5)スキル・能力定義の可視化/業務実績の共有――などを実践するための機能を搭載。
目標達成度や進捗を◎○△などで評価できるため、オペレータも楽しみながら自身の成長を確認できることが特徴だ(画面)。

これらの業務はエクセルベースで管理されているコールセンターが一般的だが、SVにとって、オペレータの目標管理や育成進捗の確認、面談のスケジュール設定などは業務負荷が高く、慢性的な残業の要因になっているケースも少なくない。HRMを1システムで統合管理することで、相当の負荷軽減が見込めるうえ、集計や分析も容易になる。

TREEの利用料金は、初期費用10万円(税別)、月額3万5000円(50名以下)~。導入後3カ月は導入支援を行う他、以降も人事評価制度設計や組織・風土改革などのコンサルティングサービスをオプションで提供する。



画面イメージ

バーチャレクス・コンサルティング、NTTネオメイト、タカコム 新たに「お問い合わせ」受付開始

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コールセンターの“ソリューションさがし”をサポートするサイト「Solution & Service WebReview」では、新たに「お問い合わせ・資料請求」サービスを開始しました。
 
※先週、「お問い合わせ」受付を開始した情報は下記
 ・inspirX5(インスピーリ) / バーチャレクス・コンサルティング
 ・AQStage IPコールセンタサービス / NTTネオメイト
 ・通話録音装置「VRシリーズ」 / タカコム

お問い合わせを受け付ける情報は、これからもどんどん増やしていきます。
コールセンターのためのソリューションやサービスを探す際に、是非ご活用ください。

  「Solution & Service WebReview」トップページ
  「Solution & Service WebReview」トレンド・ガイドページ
  「Solution & Service WebReview」ホワイトペーパーダウンロードページ

現在、上記「トレンド・ガイドページ」に以下の記事をアップしています。
「導入・選定ガイド/コールセンターの“ソリューションさがし”を解説」
「“IT探し”のQ&A プラットフォーム編アプリケーション編
「トレンド 音声解析ソリューション在宅コールセンター音声認識システム

導入・選定ガイドは「コールセンター実態調査」やユーザー取材を踏まえてプラットフォームやアプリケーションの選定に関する基礎知識を、Q&Aは、「コールセンター/CRMデモ&コンファレンス」開催の際、編集部に多数、寄せられる来場者からの質問とその回答例を、トレンド記事は過去、「月刊コンピューターテレフォニー」や「月刊コールセンタージャパン」でまとめたITソリューション企画から記事を抜粋しています。
 

[製品紹介] Salesforce Field Service Lightning / セールスフォース・ドットコム

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Salesforce Field Service Lightning

セールスフォース・ドットコム
 
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対象ユーザーフィールドサービスを提供している企業
対象規模-
製品形態-
価格情報ディスパッチャー・技術者共に18,000円/月/ユーザー〜
製品概要コールセンター、ディスパッチャー(指示役)、技術者の間の情報をクラウド上で一元管理。リアルタイムに情報を共有し、全社で一貫したカスタマー・エクスペリエンスを顧客に提供できる。
CRMを中心にオムニチャネルにも対応した最新のコンタクトセンター・ソリューション「Service Cloud」を軸に、顧客情報を360°のビューで把握可能。
顧客からの依頼を受け、ディスパッチャーが技術者を派遣する際には、地域、スキル、時間などの情報を元に最適な人員配置を実現する機能を保有。
モバイルファーストの設定のため、技術者はいつでも情報を把握し、さらに作業状況を共有しながら作業を行う。CRM、コールセンター、そしてフィールドサービス業務をつなぎ、カスタマー・エクスペリエンスを向上させるソシリューションである。
 
  • 製品紹介

 

受電から作業完了まで全情報を一元管理 センターが司令塔“フィールドサービスのCX”

Salesforce Field Service Lightning セールスフォース・ドットコム
コールセンター、ディスパッチャー(指示役)、CEの間を“顧客の依頼”が行き来するフィールドサービス。セールスフォース・ドットコムが提供するソリューション「Field Service Lightning」は、クラウドCRM「Service Cloud」上ですべての情報を一元管理。リアルタイムの情報共有により、スピーディーな問い合わせ対応を実現する。

 家電やオフィス機器の修理から大掛かりなITシステムの保守まで、フィールドサービス会社に電話をかける顧客は、常に迅速な問題解決を望んでいる。関連部門への確認に時間を要したり、一度伝えた情報が伝わっていないといった現象は不満やトラブルのモトになる。顧客満足を高めるには、サービスの迅速性、一貫性が極めて重要だ。

作業の進捗をリアルタイムに把握 問い合わせは“1回”で解決

 セールスフォース・ドットコムが提供開始したフィールドサービス向けソリューション「Field Service Lightning」は、オペレータとディスパッチャー(指示役)、CE(現場作業員)間でリアルタイムに情報を共有。受電から作業完了までを“1回の電話”で解決するための機能を持つ。

 顧客情報や納入製品の情報、案件の進捗、作業員のスケジュールを、同社のクラウドCRMプラットフォーム「Service Cloud」上のコンソール画面で一元管理(ケース管理画面)。現場を移動するCEとの情報共有は、スマートフォンやタブレットにダウンロードした専用アプリ「Salesforce1 モバイルアプリケーション」を通じて行う。

ケース管理画面──依頼内容と進捗が瞬時に把握可能
ケース管理画面──依頼内容と進捗が瞬時に把握可能

 受電したオペレータが案件を入力すると、依頼した時間帯や顧客の住所、CEのスキルなどに基づき、適切な要員を自動で割り当てる。あらかじめパラメータを設定する必要があるが、とくにオペレータがディスパッチャーも兼務している場合、大幅な業務効率化が期待できる。

 「修理が長引いた」などの進捗報告も、スマホを通じてリアルタイムに反映、共有可能だ。スケジュール画面(ガントチャート)を参照することで、「時間変更したい」「作業員はいつ来るのか」など、従来はディスパッチャーやCEに確認する手間のある問い合わせにもコールセンターで即応できる。

ガントチャート──リアルタイムの情報がモバイルの報告により追加されていく
ガントチャート──リアルタイムの情報がモバイルの報告により追加されていく
現場で何が起きている? 修理/保守情報を利益につなげる

 これまで、紙ベースでやり取りされることも多かった現場の情報がデータ化されるメリットは大きい。製品が実際にどう使われているかを現認できるCEの作業報告には、“改善ニーズ”が埋もれていることもある。情報を受け取ったコールセンターが司令塔となって社内に展開し、サービスの価値を高めることができれば、利益貢献部門としての評価も得られるだろう。同ソリューションであれば、クラウドSFA「Sales Cloud」ともシームレスに連携し、営業をはじめとした関連部門とのスピーディーな情報共有が可能だ。

 Field Service Lightningの利用には、Service Cloudのライセンスが必要。Service Cloud EE(オペレータ)、ディスパッチャー、CEライセンスは、いずれも月額1万8000円/ユーザー(税別、年間契約)。

お問い合わせ先
株式会社セールスフォース・ドットコム
TEL:0120-733-257
URL:http://www.salesforce.com/jp/

[製品紹介] eSmileCall / パナソニック インフォメーションシステムズ

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eSmileCall

パナソニック インフォメーションシステムズ
 
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対象ユーザー中小規模から大規模センターまで、あらゆる業種に対応
対象規模-
製品形態-
価格情報オンプレミス:20万/席 クラウド:0.5万円/席~
製品概要Webブラウザによる簡単な操作性とストレスを感じさせにくいオペレーションにこだわった画面設計、すぐに本格運用ができるよう顧客管理から対応履歴管理、FAQの作成・公開までをサポートするクラウド対応のコールセンターパッケージ。お客さまが画面の項目を自由に設定できるセルフカスタマイズなどの基本機能を充実。また、既存業務システムとの連携強化により、IP-PBX、アウトバンドリソース管理システム、データ分析システムをクラウドで提供。顧客情報とのスムーズなデータ連携で顧客満足度の向上を実現。
 
 

クラウド対応に続き、業種別ソリューションを強化 フィールドサービス分野に『最適解』を提供

eSmileCallシリーズ パナソニック インフォメーションシステムズ
コスト、ユーザービリティ、拡張性──3つの視点で市場から高い評価を得ているCRMパッケージが「eSmileCallシリーズ」だ。クラウドに対応した「Ver.3」の販売を開始するなど機能強化を図る一方で、いま力を入れているのが業種別アプリケーションの強化。本年末にはフィールドサービスに向けた「ディスパッチ支援システム」を発売する。

 「クラウドへのニーズは年々高まってきています。その一方で、ユーザービリティ(操作性)、拡張性に不安が残るという声も多く聞きます。どちらもランニングコストを左右する大きな要素です。しかし、画面レイアウトや項目の移動・追加など、自社の運用に合わせて使い易いようにカスタマイズしたい。また、自社のポータルや他システムと連携したいというニーズは当然のことです。Ver.3では単にクラウドに対応するだけでなく、これらのニーズを反映し機能を強化しています」

 同社でeSmileCallシリーズの開発・営業の陣頭指揮を執る熊沢巧CRMリーダーは、クラウド対応のポイントとVer.3の機能拡張についてこう話す。

セルフカスタマイズ機能の提供でクラウド活用の壁を解消

 eSmileCallシリーズが誕生したのは2007年10月。以来、簡単・迅速・最適を3本の矢に機能強化を行ってきた。その成果が評価され、導入企業は60社を超える。

 本年6月に販売を開始した最新のVer.3ではクラウドニーズに対応するとともに、インバウンド機能の拡張、外部システムとのデータ連携強化、セルフカスタマイズ機能の追加などを図った。なかでも、セルフカスタマイズ機能は、オンプレミスでの導入はもとより、クラウドでの活用という観点から注目すべき機能だ。

 セルフカスタマイズは、文字通り、ユーザー自らが簡単かつ柔軟にカスタマイズできる機能だ。図1のように、画面レイアウトをはじめ入力項目の追加・移動などが、ドラック&ドロップの操作で簡単に設定・変更できるようになっている。

図1 Ver.3で提供されるセルフカスタマイズ機能
図1 Ver.3で提供されるセルフカスタマイズ機能

 既存システムからクラウドに移行した際、現場で最も問題になるのが、画面、操作性の変更だ。オペレータが慣れるまでに時間がかかり、その間の生産性は低下する。しかし、カスタマイズするとコストがかさむだけでなく、パッケージのバージョンアップ時の障害となる。このギャップを解消するのが同機能だ。

 ちなみに、多くのパッケージがそうであるように、eSmileCallシリーズもVer.2まではカスタマイズは有償だったが、Ver.3の開発に際して、徹底したニーズのヒアリングを行いクラウド活用での最適化を念頭に搭載したのが同機能だ。

 その他、Ver.3では以下のような機能拡張が図られている。

●インバウンド機能強化
CTIポップアップ画面、受付画面などの利便性の向上、FAQとの連携強化

●クラウド対応
eSmileCallのクラウド対応に加えPBXクラウドサービスも提供

●データ連携強化
他システムとマスタデータを共有・連携するために、Excel形式でのインポート、CSVおよびExcel形式でのエクスポートを実現

 これら機能拡張・強化はすでに評価を得ており、問い合わせは多い。

 こうした機能強化の一方で、いま進められているのが受注業務でのフルフィルメントシステムとの連携・統合や、フィールドサービス分野のアプリケーション機能の開発だ。

CE不足に悩むフィールドサービス ディスパッチ業務を強力に支援

 「当社の強みは、クライアント企業と目線を合わせ、そのニーズに真摯に対応していくという現場視点にあります。CRMシステムには顧客戦略に必要な情報が蓄積されます。当然その情報はさまざまな部門に共有され、センターとの連携で企業活動が展開されていくわけです。Ver.3でデータ連携強化を図ったのもそのニーズに応えるためですが、もう一歩踏み込んで、eSmileCallをコアにした業務ソリューションを提供してほしいという要望が多くなってきています。今後はeSmileCallの機能強化に加え、付加価値の高い連携ソリューション開発にも尽力していく計画です。本年末にはフィールドサービスに向けた“ディスパッチ支援システム”を発売する予定です」と話すのは同社扇田久光ユニットリーダー。

 現場にCE(カスタマーエンジニア)、ないしはFE(フィールドエンジニア)と呼ばれる要員を派遣し、修理やメンテナンスを行うのがフィールドサービス(エンジニアリング)。家電、住宅設備からオフィス機器、太陽光発電、ビル管理までBtoC、BtoBを問わずその領域は広い。そのビジネスの中核となるのがコールセンターであり、ディスパッチセンターだ。図2に業務の流れを示す。一次受付、登録など顧客対応・管理をコールセンターが行い、ディスパッチセンターでは受付情報に基づき、要員のスケジューリング調整・手配から修理等の完了までのマネージメントを行う。

 
図2 フィールドサービスにおける顧客対応フロー──eSmileCallと「ディスパッチ支援システム」の連携イメージ
図2 フィールドサービスにおける顧客対応フロー──eSmileCallと「ディスパッチ支援システム」の連携イメージ

 ある大手フィールドエンジニアリング会社の経営層によると、「CEの老齢化と新規人材の確保。そのなかで業容拡大・競争力強化をどう図っていくか」が大きな課題だという。そのためにはコールセンターとディスパッチ業務の有機的な連携ないしは統合化を図り、効率的な組織とフローを確立することが急務だと指摘する。しかし、その基盤となるディスパッチを支援するコストパフォーマンスの高い汎用パッケージは市場にほとんどないのが現状だ。

 同社がいま開発している「ディスパッチ支援システム」は、eSmileCallとネイティブに連携し、トータルなビジネス基盤を提供する。作業管理(計画・履歴)はもちろん、自社以外の委託先企業の作業管理までをリアルタイムで把握でき、さらに原因究明、実対応にかかった時間など細かな現場作業のステータスも把握できる。それら結果をeSmileCallの顧客情報と統合すれば、次期戦略立案に役立てることもできる。

 現在、すでにβユーザーでの最終テスト段階にあり、本年12月にはリリースされる予定である。自社で開発するには多大なコストと労力が必要であることから、中堅企業においては統合的なシステム化を断念してきた分野だけに期待がもたれる。

 この「ディスパッチ支援システム」を第一弾に、今後クラウドでの提供も視野に、eSmileCallをコアに据えた業種業態別ソリューションの強化を図っていく計画だ。

お問い合わせ先
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
営業統括部 東日本ソリューション営業部
TEL:03-3437-1430
URL:http://service.is-c.panasonic.co.jp/products/esmilecall/

[ビジネス戦略] eSmileCall / パナソニック インフォメーションシステムズ

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eSmileCall

パナソニック インフォメーションシステムズ
 
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対象ユーザー中小規模から大規模センターまで、あらゆる業種に対応
対象規模-
製品形態-
価格情報オンプレミス:20万/席 クラウド:0.5万円/席~
製品概要Webブラウザによる簡単な操作性とストレスを感じさせにくいオペレーションにこだわった画面設計、すぐに本格運用ができるよう顧客管理から対応履歴管理、FAQの作成・公開までをサポートするクラウド対応のコールセンターパッケージ。お客さまが画面の項目を自由に設定できるセルフカスタマイズなどの基本機能を充実。また、既存業務システムとの連携強化により、IP-PBX、アウトバンドリソース管理システム、データ分析システムをクラウドで提供。顧客情報とのスムーズなデータ連携で顧客満足度の向上を実現。
 
 

新バージョンでクラウド/オンプレミスにマルチ対応 各業務との連携ソリューションを強化し市場拡大

eSmileCall パナソニック インフォメーションシステムズ
パナソニック インフォメーションシステムズはコールセンター向けCRMパッケージ「eSmileCall」で、クラウド/オンプレミスにマルチ対応、機能拡充を図った新バージョンを投入。これを機に、ユーザー側の既存システムとの連携ソリューションを一層強く打ち出し、コールセンターから修理サービス、販売業務、営業連携などへと適用範囲を本格拡大していく。
営業本部 開発営業グループ CRM担当リーダーの熊沢 巧氏(左)、ソリューションビジネス本部 システムソリューション事業部 エキスパートの出世昌宏氏(中)、営業本部 東日本ソリューション営業部 東日本第一営業所の扇田久光氏(右)
営業本部 開発営業グループ CRM担当リーダーの熊沢 巧氏(左)、ソリューションビジネス本部 システムソリューション事業部 エキスパートの出世昌宏氏(中)、営業本部 東日本ソリューション営業部 東日本第一営業所の扇田久光氏(右)

 「eSmileCall」は、(1)簡単操作ですぐに使える、(2)低価格で早期導入に対応、(3)豊富なオプションを用意、などをコンセプトにしたコールセンター向けのCRMパッケージソフトウエア。2007年10月に発売(Ver.1リリース)以来、製造業をはじめとするインバウンドの中規模コールセンターを中心に数多くの導入実績を持つ。

 今年度(2015年3月まで)中に投入予定の新バージョン(Ver.3)では、クラウド環境に本格対応したマルチプラットフォーム版を提供。従来からのオンプレミス版と合わせて他社のクラウドサービスなどと連携することで、クラウド/オンプレミスをマルチに組み合わせた提供を可能にする。コールセンター機能面でも、従来は利用に制限があったセルフカスタマイズ機能を強化したほか、あらたなユーザーニーズに対応した機能を標準で装備。また、他社のコールセンター関連ソリューションとの連携でも、従来からのテキストマイニング、WFMツールに加え、アウトバウンドツールとの連携を強化している。

パッケージ単体訴求から業務連携ソリューションを視野に

 新バージョンでクラウドに本格対応し、他社のサービスやシステムとの連携を一段としやすくする背景には、CRMパッケージビジネスの今後の展開とeSmileCallを切り口にした同社のソリューション事業戦略がある。

 「コールセンター向けCRMパッケージは各社からさまざまな製品が市場に出回り、機能も年々充実しており、それ自体では差別化ができにくくなってきています。そこで、コールセンター向けの機能を引き続き拡充していくのはもちろんですが、同時にパッケージ単体の訴求だけでなく、コールセンター業務という「点」から、お客様(ユーザー企業)の全体業務という「面」に視野を拡げていきます。実際、CRMパッケージ導入時にお客様が気にされる大きな課題の1つが、既存システム(独自構築および他社パッケージ)との連携をスムーズに行えるのかということです。このご要望に応えて、お客様が抱えるさまざまな問題を解決するソリューションをご提供するなかで、eSmileCallを伸ばしていこうと考えています。パッケージベンダーの中にはSFAやSCMなどを含めてすべて自社ブランドで揃えようとする大手もありますが、当社はあくまでマルチベンダーで、お客様のご要望に沿っていくスタンスです」と、営業本部 開発営業グループ CRM担当リーダーの熊沢 巧氏は語る。

 企業のなかで、顧客接点であるコールセンターの情報は、物流や修理サービス、販売、営業などの各セクションでも必要としている。「顧客接点の機能を横串にして、eSmileCallをキーに修理サービス、販売業務、営業連携などへ適用範囲を拡大(参照)していくのが狙いです。今回のeSmileCallのバージョンアップはそのためのベースでもあります、例えば、販売系の業務ではお客様企業が独自にシステムを構築されているケースが多いですが、それぞれのお客様のシステム環境に合わせて最適なソリューションをご提供できるコンサルティング力とシステムインテグレーション力が当社の強みです」と、ソリューションビジネス本部 システムソリューション事業部 エキスパートの出世昌宏氏は説明する。

コールセンター業務()から、お客様全体業務()ソリューションによる「お役立度向上」
コールセンター業務(点)から、お客様全体業務(面)ソリューションによる「お役立度向上」
グループ内の構築・運用で培ったコンサル、SI力がアドバンテージ

 同社は旧松下電工をはじめとするパナソニックグループ企業の情報処理に関わるシステムインテグレーションおよび運用・管理に長年携わってきた経験から、自社内にシステム構築・運用スキルの高い人材とノウハウを数多く有している。このため、外販(パナソニックグループ以外)ビジネスの展開においても、単なるパッケージベンダーのスタンスではなく、SIerとしても優れた能力を発揮できることが大きなアドバンテージになる。

 「とくにクラウドになると、フロント部分のクラウドサービスのみを提供し、お客様企業の基幹系など既存システムとの連携にはタッチしないベンダーも多いですが、当社はそこまでカバーし、クラウド/オンプレミスのマルチ環境にも柔軟に対応できます。セキュリティ完備のデータセンターを自社で所有しており、また、お客様のご要望によってはソフトウエアだけでなくハードウエア系の各種機器も調達して揃えます」と熊沢氏は違いを語る。

 各業務と連携したシステム構築の事例としては、既にコールセンターのコールトラッキングシステムと物流系のフルフィルメントシステムを統合した出版・通販企業のケースなどがあるが、直近では、コールセンターシステムでのフロント業務(修理受付)と全国各拠点で行っているバックヤード業務(修理対応)をシームレスに連携する修理サポートシステムを構築し、全国展開予定の大手ビル設備サービス会社のケースがある(囲み参照)。「製造業関連は当社が得意とする分野の1つであり、コールセンターのフロント部分と修理・保守業務部分とを連携して有効に機能させたいというニーズは数多くあります。今後、この分野での実績を増やすとともに、他の分野でも業務連携リューションを拡げていきたいと考えています」と、営業本部 東日本ソリューション営業部 東日本第一営業所の扇田久光氏は抱負を語る。

 導入実績が増えるとともに、例えば、修理・保守業務を汎用化しパッケージ製品として販売することも考えられる。eSmileCallをキーにした業務連携ソリューションの今後の展開が注目される。

ケーススタディ

Case1

デアゴスティーニ・ジャパン

 デアゴスティーニ・ジャパンは、趣味・ホビーに関する定期刊行物や商品を扱う出版・通販会社。

 従来は、コールセンター拠点ごとに異なるコールトラッキングシステムを使用していたため、顧客からの問い合わせ情報などを拠点間で共有・連携できなかった。また、コールセンターで受け付けたパーツ類の再出荷などの内容を、改めてフルフィルメントシステムに入力し直すなど、データを手作業で処理していたことで発送の遅れなどが発生していた。

 そこで、eSmileCallを導入してコールトラッキングシステムを一本化すると共に、マスター情報や問い合わせ情報も一元化。フルフィルメントシステムとリアルタイムでデータ連携を行うことで、注文受付から出荷まで一貫して行うことが可能になり、時間削減および業務効率化を実現した。

Case2

大手ビル設備サービス会社

 各種ビル設備の監視・制御、管理、空調機器などのメンテナンスなどを行っている大手ビル設備サービス会社は、2013年度にコールセンター(東西2拠点)へeSmileCallを導入し、フロント業務(修理受付など)を集約した。

 しかし、ビル内の保守・メンテナンスや機器修理は迅速かつ的確な対応が求められるだけに、コールセンターで受けた修理情報をスピーディに全国の各支社・事業所で行っているバックヤード業務(修理対応)に活かすことが次の課題だった。

 そこで、新たに修理サポートシステムを構築しeSmileCallと連携。フロントの修理受付→支社連絡から、バックヤードの要員調整→修理指示、さらにフィールドエンジニアの現地訪問→診断→修理→完了報告に至る一連のプロセスをシームレスに繋ぐ仕組みを構築し、全国の支社へ展開する予定だ。

お問い合わせ先
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
営業本部 開発営業グループ
TEL:03-3437-1430
URL:http://service.is-c.panasonic.co.jp/products/esmilecall/

お客様は問い合わせのプロではありません

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「お客様の話をちゃんと聞きましょう」
コールセンターの現場では、よくある指導です。

でも、ちょっと思い返してみてください。
「聞き方」をちゃんと学んだこと、教えてもらったことってありますか?
多くのセンターでは、聞き方よりも、「正しい答え」や「その伝え方」に意識が集中しているように思えます。

しかし、私たちはコミュニケーターのプロであらねばいけませんが、お客様はどうでしょうか。
問い合わせにプロ・アマチュアがあるならば、大半のお客様はアマチュアなのではないでしょうか?

・どうやって聞いたら良いかわからない
・どのように困っているのか、説明がわかりにくい

など、問い合わせの時点で、お客様が内容を整理していないことは多いのです。
そんな断片的な状況の時に、お客様の質問だけに完璧に答えると・・・

「一問一答式」の回答になります。

Aはいくらですか? ⇒Aはいくらです。
Aはどんな人が使いますか? ⇒Aはこんな人がよく使われます。
Bはいくらですか? ⇒Bはいくらです。
Bはどんな人が使いますか? ⇒Bはこんな人がよく使われます。
Cは・・・・・

多分、料金プランの数だけ続くでしょう。
何のために、この質問をしているのか?
料金プランの見直しでしょうか?
それとも他社からの乗り換えでしょうか?

「わかりました」 と言われても、その声色で、
ほんとはわかっていないけど、どうやって聞いたら良いかわからなくなったので、とりあえずわかりましたって言ってみた。だけとか感じることはありませんか。

その感じる力が「心情察知力」です。

問い合わせのプロではない、お客様の心情を察知して、その心情に沿った応対をする力。
是非、一度、声から感情を判断することを、センターの皆さんに知ってほしいなと思います。

著者:情熱プロデュース 藤木健
この著者が登壇する
は「きくスキル養成講座~心情察知編」11月17日(木)都内で開催予定です。
お申込みはこちら

[製品紹介] OneSight for Contact Centers / エンピレックス

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OneSight for Contact Centers

エンピレックス
 
詳細を見る
対象ユーザー複雑なシステム環境化での障害検知や対処を効率化したい企業
対象規模-
製品形態-
価格情報基本ライセンス 92万円~ ※要個別見積り
製品概要利用者の視点で「顧客の体験の質」を把握しつつ、音声トランザクションとインフラストラクチャの一元監視が可能な、コンタクトセンターに最適化された統合監視ソリューション。「電話のつながりやすさ」「IVRの使い勝手」などを数値化することで、カスタマーサービス品質を可視化。また、それとは別にIP-PBXやIVRなどのシステムインフラを監視し、問題がないかを常にチェック。問題を検知した場合はすぐに管理者に通知し、エンドユーザからのクレーム前にトラブルシューティングを行うことができる。音声だけでなくWebアプリケーション監視機能も備えており、機能拡張が可能。
 
  • 製品紹介

 

顧客体験の可視化とシステム監視を融合 能動的運用でトラブルを未然に回避

OneSight for Contact Centers エンピレックス
これまで監視機会が少なかったテレフォニーインフラ。だが、IP化とオープン化が進んだことでほかの企業システムと同様な監視が要求されている。「OneSight for Contact Centers」は、ビジネスに影響を及ぼす前にシステムの性能障害を検知して改善することが可能になる。その結果、企業はお客様に最適な顧客体験を提供することができるのである。

 テレフォニーインフラでトラブルが増えている――。その要因の1つとして考えられるのがシステムのIP化とオープン化だ。専用機時代は堅牢性を誇っていたテレフォニーインフラだが、柔軟性や効率性と引き換えに安定稼動が犠牲になってきた。にもかかわらず、一般的に監視機会は少ないままだ。こうした現状に解決をもたらすのが、エンピレックスの統合監視ツール「OneSight for Contact Centers」。同製品は「顧客体験」と「システム稼動」の両面から監視する。

 1つは、利用者がコンタクトセンターに電話してからオペレータにつながるまでのプロセスにおいて、どういったことを体感したのかという「QoE(クオリティオブエクスペリエンス)」に重点を置き、品質管理することで、これまで数値化されていなかった「電話のつながりやすさ」「IVRの使い勝手」「応対音声品質」など顧客視点でのカスタマーサービスの品質を可視化することができる。これらは『トランザクション監視』『音声品質測定・監視』によって実現される。

 もう1つは、IP-PBXやIVR、CTI、DBサーバといったシステムインフラの構成要素に問題が生じていないかを監視すること。期待されているパフォーマンスが出ているか、出ていないとすればどこに問題があるかを検知して管理者に情報提供する『各種サーバ監視』が機能する。従来の様に何か問題が生じてからSIerに通知する「受動的運用」では、機会損失となるし、CSの低下にもつながる。

 例えば、IP-PBXのCPU使用率が高まり、負荷によってシステムが停止してしまったという企業があったとしよう。仮にこの企業が顧客体験の可視化やシステム監視を導入していた場合、CSの品質といった顧客視点の情報やCPUの使用状況等のシステム性能の両面から状況把握が可能になり、深刻な問題が発生する前に予兆を検知し対策を講じることができる。つまり、「能動的運用」を行うことでトラブルを未然に回避することができたはずである。

OneSight for Contact Centersによる統合監視
OneSight for Contact Centersによる統合監視

 顧客視点によるセンターの品質管理とシステム監視。この両面からのサポートで、企業が最適な顧客体験を提供することを実現する。また、Webアプリケーション監視機能も備えており、将来的に音声だけでなくWeb監視も行う場合に、同じプラットフォームで機能拡張ができる。

 なお、エンピレックスはOneSightのほかに、ASPで提供される性能監視サービス「Voice Watch」と、カットオーバー前に負荷試験を行い、コンタクトセンターの能力をリアルタイムで見られる性能評価サービス「Hammer On-Call」を用意。目的に応じて使い分けることができる。

お問い合わせ先
エンピレックス株式会社
TEL:03-5573-8321
FAX:03-3583-2191
E-mail:VoiceJapan@empirix.com
URL:http://www.empirix.co.jp/

[ビジネス戦略] モバイルセレクトアプリ / モバイルセレクト

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モバイルセレクトアプリ

モバイルセレクト
 
詳細を見る
対象ユーザーCS向上、効率改善を図るコンタクトセンター
対象規模-
製品形態-
価格情報個別見積り
製品概要モバイルセレクトは「IVRの可視化」によってユーザー利便性を向上させ、自己解決を促進するカスタマーサポートのためのスマートフォン向けアプリケーション。従来のIVRガイダンスを活かすことができ、システム導入も低コスト。ユーザーはスマホ画面上から問い合わせメニューを確認・選択できる。画面上に自社のサービスやキャンペーン情報を自由に配置できるため、自己解決可能なWebサイトや新規獲得サイトなどに誘導可能。さらに契約情報や料金案内、支払い方法の確認などのショートカットを表示することで、カスタマーエクスペリエンス向上を図ることができる。
 
  • ビジネス戦略

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アプリで実現する“スマホ時代のIVR”! 目的・緊急度別に最適チャネルに誘導

ビジネス戦略 モバイルセレクト
スマートフォンで延々とIVRガイダンスを聞かされるのは、消費者にとってうんざりさせられる行為だ。モバイルセレクトは、スマホのUIを活用したビジュアル型IVR「モバイルセレクトアプリ」を提供。ガイダンスメニューの可視化によるルーティング最適化と、WebやFAQなどのセルフサポートチャネルへの誘導を一挙に実現し、呼量最適化を訴求する。
金子 克之 氏
モバイルセレクト
代表取締役社長
金子 克之 氏

 用件に応じたルーティングを最適化できる一方、「入力操作が面倒」「待ち時間が長い」など、消費者にとってはストレスのもとになりがちなIVR。しかも、既存サービスの多くは、従来型の固定電話を前提として開発されており、スマートフォンでの顧客利便性が低い。そこで開発されたのが、モバイルセレクトのビジュアル型IVR「モバイルセレクトアプリ」だ。

 モバイルセレクトは、ソニーモバイルコミュニケーションズ(以下、ソニーモバイル)とボイスネクスト(りらいあコミュニケーションズの子会社)の合弁会社として、15年4月に設立された。金子克之社長は、「消費者が変化しているならば、それに合わせて最適なカタチで提供できてこそ、真のカスタマーサポート」と思いを語る。これを具現化したのが、モバイルセレクトアプリだ。

IVRメニューを“可視化”

 アプリが登録されたスマホで電話番号(コンタクトセンター)に発信すると、スマホのUIを介してIVRメニューを一覧表示。消費者は目的に合うメニューをタップしていくだけで適切なオペレータに接続される。自動音声を聞きながらボタンのプッシュ操作を繰り返す手間が省けるため、ありがちだった適当なメニューの選択や、ガイダンスを聞き逃したことによって発生するエスカレーション、コールバックの削減が期待できる。

 表示されるメニューは、ユーザー企業の管轄部門で容易に変更できる。実際のコール状況に応じて、「問い合わせの多いメニューを最上段にレイアウトする」「対応時間外はボタンを非表示にする」など、柔軟な運用が可能だ。メールやチャットを起動するメニューの設置、閲覧の多いWebFAQコンテンツを表示するなど、ほかのチャネルと連動することで呼量の最適化を図ることができる。このほか、自社サービスやキャンペーンの紹介、会員登録への誘導といった販促ツールとしての活用も想定している。

 アプリは、Android OS端末に対応。ソニーモバイルが製造・開発しているスマートフォン「Xperia Z4」に加え、この秋冬の新機種「Xperia Z5」シリーズにもプリインストールされるため、アプリを起動することを意識させずにサポートを提供できる。

 サービス提供に先立ち、ソニーグループの「So-net」が運用を開始、サービスの多様化に対応する狙いだ(囲み参照)。10月からは、「ソニーストア」およびソニー会員向けのサポートページ「My Sony」の利用者にも提供。Xperiaユーザーを中心に、ソニーグループでの付加価値提供を展開する方針だ。

 さらに同じくAndroid OS端末、シャープ製スマートフォン「AQUOS 2015年冬-2016年春モデル」にもプリインストールされる。金子社長は、「プリインストールされる端末や登録番号を積極的に拡大・展開していきたい」と意欲的だ。

ソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン2015年秋冬モデル
ソニーモバイルコミュニケーションズ製スマートフォン2015年秋冬モデル
 
シャープ製スマートフォン2015年冬-2016年春モデル
シャープ製スマートフォン2015年冬-2016年春モデル

So-net

導入事例So-net

顧客利便性を考慮し
“見える”IVRでスマホに対応

西山 竜大 氏
カスタマー
コミュニケーション部門
業務設計部
ダイレクトサポート課
チーフ
西山 竜大 氏
小暮 俊彦 氏
カスタマー
コミュニケーション部門
業務設計部 部長
小暮 俊彦 氏

 インターネットサービスプロバイダ(ISP)のSo-netは、1996年にインターネット接続サービスの提供を開始して以来、多くのサービスを展開。これに伴い、サービスメニューおよび料金体系は、年々多様化していた。

 一般的にサービスが多様化するほど、IVRガイダンスのメニューは複雑かつ階層が深くなる傾向が強い。時折、目的とは異なる窓口を顧客が選択することで、結果的に転送やコールバックにつながる。

 カスタマーコミュニケーション部門業務設計部の小暮俊彦部長は「転送やコールバック増加は、オペレータの業務効率に影響します。とくに問い合わせが集中する時期に発生すれば、お客様をお待たせすることになりかねない」と説明する。

Webへの誘導を促進

 グループ会社のモバイルセレクトが提供する「モバイルセレクトアプリ」は、利便性を高めることにより顧客満足度の向上が期待でき、従来のIVR機能をそのまま利用できること、導入が手軽で低コストだったことなどから、いち早く採用した。「電話発信操作でアプリを起動させるという点がユニーク」と小暮氏は評価する。

 最もコール数の多いインターネット接続サービスの問い合わせ窓口「ソネットサポートデスク」で運用を開始。サポートメニューをビジュアルIVRにより可視化し、利用料金の確認や契約情報の確認・変更といった簡単な問い合わせをWebサイトに誘導するメニューも配置した。

図 モバイルセレクトを利用したSo-netのカスタマーサポート
図 モバイルセレクトを利用したSo-netのカスタマーサポート

 顧客がメニューを“目視”できるため、聞き逃しなどによる窓口間違いを防げる。転送やコールバックの発生を低減できれば、オペレータの業務効率化を図ることができる。

 運用開始から1ヵ月、同部ダイレクトサポート課の西山竜大チーフは、「現状では、Xperia端末利用者かつSo-net契約者のコールに限るが、今後の広がりに合わせてお客様の自己解決が促進され、結果的にサポート全体のサービス品質向上にもつながる」と期待している。

 電話からモバイルセレクトアプリを経由することで、顧客行動分析も可能だ。「Webに誘導したが、最終的に電話接続に至った」など、アプリ上の消費者の行動をレポート化にすることができる。これをサポートコンテンツの充実に活かす計画もある。

 「音声ガイダンスがスマホの画面操作に変わるというのは、非常にユーザーフレンドリーな考え方。今後、幅広いユーザー層に受け入れられるサポートを提供できる」と、小暮氏は期待を込める。

 まずは、ソネットサポートデスクで運用ノウハウを蓄積し、他の問い合わせ窓口にも順次拡張していく計画という。

お問い合わせ先
モバイルセレクト株式会社
TEL:03-5479-2294(平日10:00-18:00)
URL:http://www.mobileselect.com

[導入事例] UNIVERSALCRM(R) CALL CENTER APPLICATION(UCCAP(R)) / 日本ユニシス

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UNIVERSALCRM(R) CALL CENTER APPLICATION(UCCAP(R))

日本ユニシス
 
詳細を見る
対象ユーザー中小規模のインバウンド電話・メール対応コールセンター
対象規模-
製品形態-
価格情報10席で300万円~
製品概要UNIVERSALCRM CALL CENTER APPLICATION(UCCAP)は、日本ユニシスが15年以上にわたるコールセンターシステム構築経験を踏まえて自社開発した、インバウンドの電話・メールを処理するコールセンター業務支援アプリケーションである。
主な特長は、①お客さまからの問合せ管理やお応えするためのナレッジ検索など、コールセンターの応対業務で必要となる基本機能を標準装備。②コールセンターの業務内容に合わせたカスタマイズが自在にできるという拡張性。③煩わしい画面遷移をなくし、オペレータがお客さまへの応対に意識を集中できる、平易で直感的な画面操作性。
 
  • 導入事例

 
導入事例 西日本高速道路

UCCAP(R)とTopicStation(R)の連携で お客さまの声を迅速に 業務と経営に活かす仕組みを構築

コンタクトセンターソリューション「UCCAP」 市場の声分析ソリューション「TopicStation」 日本ユニシス
西日本高速道路(略称:NEXCO西日本)では、2013年4月1日、「お客さまセンター」のお客さま対応支援システムに日本ユニシスのコンタクトセンターソリューション『UCCAP®』を導入するとともに、これに連携するお客さまの声分析システムとして『TopicStation®』を導入した。
これにより同社は、電話、メール、投書などで寄せられたお客さまの声を誰もが分析、共有でき、業務と経営に迅速に活かせる仕組みを構築することに成功した。
同社CS推進本部 CS推進部でこの2システムの連携導入に関わった担当者に、導入の経緯と効果について聞いた。
江口智夫氏稲田厚生氏
CS推進本部 CS推進部
お客さまセンター センター長代理
稲田厚生氏
 CS推進本部 CS推進部
CS推進課 課長代理
江口智夫氏
導入ソリューション SUMMARY

・コンタクトセンターソリューション
 UCCAP

・市場の声分析ソリューション
 TopicStation

1. 業務フローはそのままに機能アップしたコールセンターシステムを導入

2. お客さまの声の検索・分析・集計が全社で可能となる

3. グループ会社を含めお客さまの声を業務改善に活かす

導入の背景 求められた機能アップとお客さまの声の見える化

 NEXCO西日本のお客さまセンターは、高速道路を利用するお客さまからのお問い合わせやご意見、ご要望を、電話のほか電子メールや投書で24時間365日受け付けている。オペレータ座席数は約30席、1日のコール数は約2000件に上る。

 「2012年に、お客さま対応支援システムの更改を検討し、お客さまのお問い合わせ履歴がすぐ見えることなど、全体的な機能性向上を目指した刷新を決めました」と、お客さまセンターを運営する稲田厚生氏は話す。

 選んだのは日本ユニシスのコンタクトセンターソリューション「UCCAP」。導入に際しては、「画面とフローの継続性を保ちながら機能をアップすること」(稲田氏)が求められていた。

 このシステム刷新が検討される一方で、CS推進課からは、オペレータが入力しているお客さまの声を、効率的に分析したいという声が上がっていた。

 「従来、お客さま対応支援システムのDBからお客さまの声を検索し、CSVファイルでエクセルに移して分析、集計をしていたため、非常に手間と時間がかっていました」と、CS推進課の江口智夫氏は話す。

 日本ユニシスが提案したのは、市場の声分析ソリューション「TopicStation」をUCCAPとデータ連携して導入することだった。これに対してCS推進課は、「情報共有しやすいポータルシステムで、社員自ら検索、分析ができ、お客さまの声の見える化が可能になる」(江口氏)と評価して導入が決定された。

導入時の課題と取り組み UCCAP+TopicStationの連携システムの導入に成功

 2013年3月中旬、4月1日のUCCAP稼動を控え、お客さまセンターの別室に新システムと同様の環境が構築され、オペレータのトレーニングが行われた。画面イメージと業務フローは従来のものを継承しつつ、機能は大きく向上している。

 「一番の問題は、既存の何百万件という貴重なデータがきちんと移行できるかでした」と、稲田氏は語る。移行作業は、最もコールが少ない0時以降の時間帯を使って行われ、苦労の末に無事完了した。

UCCAP問い合わせ応対画面
UCCAP問い合わせ応対画面
応対業務で必要となる基本機能を標準装備。その上で、業務内容に合わせたカスタマイズが自在にできる。
画面遷移せず電話応対中のオペレータが直観的に思考を中断させることなく操作できる。
長時間使用しても目に優しいアースカラーを基調としたデザインを採用している。

 一方、TopicStation導入に向けては、3月に全4支社に向けた説明会キャラバンが実施された。

 従来の分析、集計はCS推進担当の社員が行い、その結果を掲示板の月報で配信していたが、導入後は、お客さまの声データが毎晩、UCCAPからTopicStationのデータベースに送られ、全社員がほぼリアルタイムで分析、集計できるようなった。その背景には「ぜひ全社で活用してもらいたい」(江口氏)という考えがあった。

 さらに、「業務改善に活かしてもらうために、定期的に手製のワンポイント操作マニュアルを作って全社に知らせる取組みも行っている」と江口氏は強調する。

TopicStation分析画面
TopicStation分析画面
社内外に散在するお客さまの声を収集し、企業内で分析・情報共有できる。
商品分類、顧客属性、地域など属性別の傾向を簡単に知ることができる。
テキスト内容をマップ形式で探索的・発見的に分析できる。
導入効果と今後の展望 お客さまの声に向き合う環境をさらに高める

UCCAPの操作性を高く評価
 「以前のシステムでは、エスカレーションする際、画面が遷移していましたが、新システムではタグボタンを押すだけで同じ画面上に専用画面が表示されます。参照データを見たい場合も画面遷移せずに表示できるので、非常にスムーズです」と、稲田氏はUCCAPの操作性を評価する。

UCCAPのカスタマイズによりグループ会社で仕組みを統一
 また、今回カスタマイズにより、グループ会社のお客さま対応支援システムを統合することができ、「グループ企業間でも情報を共有できるようになったのは大きな成果」(稲田氏)と言う。

全社員がリアルタイムでお客さまの声を把握
 「TopicStationの導入で、以前のようにCS推進課の集計を待たず、誰もがリアルタイムでお客さまの声のデータを見られるようになりました。これをうまく業務改善につなげていくことを期待しています」と、江口氏はTopicStation導入の成果を語る。

TopicStationが埋もれていたお客さまの声を活かす
 「また、埋もれていたお客さまの声を活かしたいとも考えています。お客さまの声は年間約55万件に上りますが、このうち分析と議論の対象となっていたのは、“ご意見ご要望”に分類された約10%のみで、全体の90%を超える“お問い合わせ”は対象外でした」と江口氏は振り返る。しかし、「そこにも業務改善のヒントがあるはず」と考え、TopicStation導入によりそこを含めた分析の環境ができたと見ている。

システム概要図
システム概要図
コンタクトセンターソリューション「UCCAP」で収集した「お客さまの声」を、市場の声分析ソリューション「TopicStation」により分析・共有し、業務と経営に生かす仕組みを構築した。

今後の展望
 今後は、お客さまの声の音声入力機能の追加を考えているという。稲田氏は、「寄せられる膨大なお客さまの声をもっと活用できるようにするため、音声入力システムも検討したいと考えています」とし、江口氏は 「音声入力システムによって集めるデータの精度が上がれば、TopicStationの分析機能もさらに活かせる」と期待を寄せている。

※記事は2013年9月時点の取材に基づいております。

ユーザープロフィール

西日本高速道路

設立:2005年10月1日
資本金:475億円
本社所在地:大阪府大阪市北区堂島1-6-20 堂島アバンザ18F
従業員数:2,298名(2013年3月末現在)
事業内容:西日本地域の高速道路の建設・管理運営及びSA・PAの管理運営
ホームページ:http://corp.w-nexco.co.jp/

NEXCO西日本

※UCCAP、TopicStationは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
※その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

[導入事例] 音声録音システム「Recware Ⅲ」 / 日立情報通信エンジニアリング

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音声録音システム「Recware Ⅲ」

日立情報通信エンジニアリング
 
詳細を見る
対象ユーザー一般オフィス、コールセンター(オンプレミス、クラウド)
対象規模-
製品形態-
価格情報個別見積もり
製品概要「顧客対応改善」「トラブル防止」「コンプライアンスや内部統制の対応として証拠保全や証跡管理」の目的で導入いただいている。お客さまの窓口になるオフィスや営業拠点、コンタクトセンターの会話を録音し、コンプライアンス対策やVoC分析を行うために、録音機能そのものの信頼性や堅牢性を高いレベルで実現。さらに録音データの利用を適切に管理しセキュリティーを確保して長期保存・集中管理。
/大規模、分散構成から小規模およびクラウドまで柔軟に対応/1000通話同時録音可能/検索機能充実/アクセス権限付与によるアクセス者限定/追いかけ再生機能/スクリーンレコーディング/高い信頼性、品質、充実したサポートの提供
 
  • 導入事例

 

導入事例 NTTネオメイト

コールセンタサービスを牽引する 国内トップシェアのNTTネオメイト! コールセンターの運用をサポートする高機能と、24時間安定稼働のためのサポート体制が強み!

Recware III 日立情報通信エンジニアリング
コールセンターでの通話録音導入率は9割を超え、いまや必須システムといえる。NTTネオメイトは、同社が提供するAQStage IPコールセンタサービスの通話録音として、日立情報通信エンジニアリングの「Recware III」を採用。
大規模での安定稼働と強固なセキュリティーからなるマルチテナントは、AQStageにマッチし、高性能と使い勝手はユーザ企業から高い評価を得ている。

小寺 基文 氏

株式会社NTTネオメイト
ITビジネス本部
プラットフォーム
サービス推進部
コールセンタ
サービス部門長
小寺 基文 氏

中島 敏博 氏

株式会社NTTネオメイト
ITビジネス本部
プラットフォーム
サービス推進部
コールセンタ
サービス部門
営業担当
主査
中島 敏博 氏

重田 真一 氏

株式会社NTTネオメイト
ITビジネス本部
プラットフォーム
サービス推進部
コールセンタ
サービス部門
SE担当
重田 真一 氏

 

──貴社が提供している「AQStage IPコールセンタサービス」とは、どのようなサービスでしょうか。

小寺 217センター、約24,000席の稼働実績を持つ、クラウド型のコールセンター・プラットフォームです。初期投資の削減はもちろん、短期間での利用も規模に関わらず柔軟に対応可能なため、業務の繁閑にあわせた運用でコスト最適化を実現できます。また近年は、小規模からでも先進的な運用を実践したいというニーズが多く、CTI連携やCRMシステム、通話録音、座席管理、WFM(ワークフォース・マネジメント)など、高機能オプションを豊富に取り揃えています。お客様との接点であるコールセンターの運用を任せていただくので、信頼できるサービスを提供するため、IP-PBX本体と連携システムには配慮しています。

──通話録音もいまや必須システムとなっていますね。

小寺 通話録音機能も充実しています。日立情報通信エンジニアリングの音声録音システム『Recware III』を採用し、クラウド上での通話録音・再生などを可能としています。

操作性と動作性、“使い勝手”を重視

──『Recware III』を採用された理由を教えてください。

中島 もともと「AQStage IPコールセンタサービス」の通話録音機能として2007年より、前機種の「Recware II」を採用していました。当時は国内ベンダーの製品で、システム開発やサポートに関して柔軟に対応いただける点を評価しました。2014年のシステム更改にあたり、新たに通話録音システムを選定する際に重視したのは、操作性です。実際に現場で運用されるお客様にとって、いかに使いやすいかは重要です。『Recware III』であれば、操作性に関して既存のお客様への影響が少ないうえに、新規のお客様でも容易に使えます。また低スペックのパソコンでも軽快に動くので、システム連携部分が安定稼働できる点を高く評価しました。

重田 クラウド型サービスで苦労するのは、お客様にPC環境を要求できないことです。「このシステムを利用するために高スペックの端末を用意してください」とは言えません。『Recware III』であれば、利用端末の性能に依存せずに素早く検索・再生が可能。操作性が容易でサクサク動くということで、お客様からも非常に好評です。

──他に優位性は?

小寺 中小規模から大規模まで対応できるスケーラビリティです。NTTネオメイトは「AQStage IPコールセンタサービス」を事業の柱と考えて常に技術革新を行っています。これに日立情報通信エンジニアリングも同調いただき、ともに新たな技術開発を進めています。その成果の1つが仮想化。新たなサービス基盤として今回、コールセンターシステムの仮想化を推進しております。ハードウェアやデータセンター利用の費用を抑えることで、お客様にもメリットを還元できると考えています。こうした同じ方向を見据えた技術開発や検証を推進いただける点において、日立情報通信エンジニアリングはパートナーとしても心強いと感じています。

『Recware III』を使用した「AQStage IPコールセンタサービス」のシステム構成イメージ
『Recware III』を使用した「AQStage IPコールセンタサービス」のシステム構成イメージ
24時間365日、充実のサポート体制

──通話録音機能の稼働実績は。

中島 「AQStage IPコールセンタサービス」のほぼすべてのお客様に利用いただています。『Recware III』に移行してから2年が経過しますが、とくに大きな問題はありません。ファームウェアなどのアップデート情報が適宜提供されるため、システムの安定稼働に向けた対策も事前実施できます。

重田 24時間365日、止められないシステムですのでサポート体制は重要です。当社のサポート体制は当然ですが、日立情報通信エンジニアリングも何かあればいつでも対応いただけます。こうした対応は国内ベンダーならではで安心できます。カスタマイズ要望にも親身かつ迅速に対応いただいています。

──お客様は実際に、どのような運用をされているのでしょうか。

重田 さまざまな業種業態のお客様がいますので、通話録音の活用方法もさまざまです。金融のお客様ですと取り引きの証票を残します。フィールドサービスでは、電話で受けた障害内容を技術スタッフに音声で伝えるところもあります。ある通販会社は、新人教育で実際の注文電話の録音データを聞きながら受注システムを操作するトレーニングに利用しているそうです。

中島 品質管理では、通話録音のモニタリング/フィードバックによる応対品質の向上はもちろん、リアルタイムでの追いかけ再生によるSVのオペレータ支援などに活用いただいています。

『Recware III』の特徴
『Recware III』の特徴
アドオン型「VOC分析機能」に期待

──今後、通話録音機能に期待することはありますか。

重田 個人情報や機密情報の保護として、現在『Recware III』が持つセキュリティ機能のさらなる強化をお願いしているところで、実現に向けて前向きに検討してもらっています。

中島 コールセンターのビッグデータ活用として、近年は“VOC(顧客の声)分析”の需要が非常に高まっています。音声認識や音声マイニングなどの付加機能が必須となるため、そうした機能の充実を希望しています。また、その際には既存システムとの親和性が重要になります。「新しく音声分析するのでシステムを入れ替えましょう」ではお客様に受け入れられません。既存システムに影響を与えず、容易にトライアルできて導入効果を実感できれば、普及も進むはずです。最近リリースされた音声利活用プラットフォーム『Recware/SA(Speech Analytics)』に非常に期待しています。

ユーザープロフィール

株式会社エヌ・ティ・ティ ネオメイト

本社所在地:大阪府大阪市中央区内本町2-2-5
設立:2001年10月31日(2002年5月1日営業開始)
資本金:1億円
代表者:代表取締役社長 坂口隆冨美
社員数:約6,000名
事業内容:NTT西日本の情報流通基幹ネットワークのメンテナンス、オペレーション/自治体、企業等ネットワークの24時間365日メンテナンス、オペレーション/IT環境に関わる企画、開発、販売、カスタマーサポート/ソフトウェアの開発、販売、保守及びコンサルティング/電気通信に関する事業/電気通信、コンピューター等の各種研修の企画、実施 等
URL:http://www.ntt-neo.com/

NTTネオメイト

CTI SaaS市場
2年連続 国内シェアNO.1

「AQStage IPコールセンタサービス」は、クラウド型コールセンターシステム。NTTネオメイトは、豊富な実績に裏付けられた専門技術で、設備提供からメンテナンスまで幅広くカバーする。丁寧なコンサルティングと徹底したサポートを実施してきた結果、「AQStage IPコールセンタサービス」は、2014年度、2015年度と、2年連続でCTI SaaS市場において国内シェアNo.1※を獲得している。

※富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2016年版 CTI SaaS市場調査編」報告書より

AQ STAGE アクステージ

お問い合わせ先
株式会社 日立情報通信エンジニアリング
営業統括本部
TEL:050-3163-1755
URL:http://www.hitachi-ite.co.jp/

[製品紹介] Astea Alliance / アステア インターナショナル ジャパン

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Astea Alliance

アステア インターナショナル ジャパン
 
詳細を見る
対象ユーザー全ての規模に対応
対象規模全ての規模に対応
製品形態クラウド、オンプレミス
価格情報個別見積り
製品概要「Astea Alliance」は、問合せ対応から契約内容の確認・保守サービス員のアサインや在庫管理・作業報告まで保守・修理業務を統合管理できるシステムである。
業務要件に対応するサービスライフサイクルマネージメントを提供する。
 
  • 製品紹介

グローバルスタンダードな保守業務管理システム

Astea Alliance

アステア インターナショナル ジャパン

「Astea Alliance」は、問合せ対応から契約内容の確認・保守サービス員のアサインや在庫管理・作業報告まで保守・修理業務を統合管理できるシステムである。業務要件に対応するサービスライフサイクルマネージメントを提供する。

アフターサービスに特化

図1

幅広いアフターサービス業務領域をトータルサポート

  • アフターサービス業務の複雑な契約管理から、出張修理、返品修理、在庫管理までアフターサービスをトータルサポートする。
  • より的確で正確な修理作業のため、各担当者が全ての情報をリアルタイムに閲覧可能である。
  • サービス員のディスパッチでは、スキル管理や手持ち在庫の状況把握まで分かるため的確なアサインでSLAの遵守が可能だ。

モバイル活用でモレのない対応と効率化

  • チェックリストや契約内容の確認などで、有償修理を無償で行ってしまうなどのミスや作業内容のモレなどを防ぐことを可能にする。
  • 修理オーダーの確認や報告の他、モバイル上でお客様に署名をもらうことができる。
  • モバイル端末で全てを完了させることでサービス員は帰社せずともオーダーを終了させ請求行為に移ることで効率化を実現する。

ワンストップソリューション

図2

精度の高いデータの分析により戦略的な経営へ

  • データベースが一つに統合されているため、各種情報が蓄積されサービス分析や製品品質収益などの分析が容易に行える。
  • これにより精度の高いデータをあらゆる角度から分析し、各部門への情報提供が可能だ。

必要な機能が一つのデータベースに

  • 業務領域ごとに多機能なモジュールをご用意しておりモジュール毎の導入が可能だ。
  • 必要な時に必要な機能を導入することが可能なうえ、データベースが一つのためI/Fを取らずとも導入後すぐに整合性のとれたデータを利用することができる。

37年のシステム提供実績

600社以上の豊富な導入実績

  • Astea社の37年間にわたるシステム提供にて、現在650社以上の様々な業種・業界の企業に導入されており、それに合わせた機能が実装されカスタマイズなしでの利用が可能だ。
  • また長年のコンサル経験にもとづく運用ノウハウが詰め込まれたシステムで、アフターサービス業務の効率化・BPRを支援することができる。

拡張性高いシステム

  • 必要に応じて完成度の高いモジュールを選択し導入することが可能なうえ、汎用言語を使用しているため、お客様自身で帳票を作成することが可能だ。
  • 他システムとの連携も容易に行うことが可能なため幅広い使用が実現できる。

お問い合わせ先

アステア インターナショナル ジャパン株式会社
TEL:03-5775-0130
URL:http://www.astea.com/jp

オウケイウェイヴ、WebチャットシステムでFAQボット機能を提供

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オウケイウェイヴは、Webチャットシステム「OKBIZ.for Chat&Bot」の提供を11月7日から開始した。
 
 Webサイトにチャットサポート機能を付加することができる。また、同社のFAQシステム「OKBIZ.forFAQ」をナレッジとする自動回答機能「FAQボット」も利用可能。



オウケイウェイヴ
 Webチャットシステム「OKBIZ.for Chat&Bot」の画面イメージ


FAQボットは、基幹システムとのインテグレーションにより、ボットとのコミュニケーションを通じた住所変更や各種照会業務も自動完結できる。営業時間外の問い合わせ・手続きにも対応可能になることから、顧客満足度向上が期待できるとしている。
 
オペレータ向けには、定型文やファイル添付などのチャット管理・実践機能を実装。顧客からのチャットリクエストへの迅速な回答を可能とした。なお「フィードバック」、「チャット履歴出力」、「レポート/統計」などの品質管理を支援する機能も備えている。
 
利用するには、チャットサポートを提供したいWebページに数行のコード埋め込みが必要。同社は、今後1年で50サイトへの導入を目指す。

NTTネオメイト、クラウド型コールセンターサービスに在宅オプションを拡充

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NTTネオメイト(大阪市中央区、坂口隆冨美社長)は、クラウドサービス「AQStage IP コールセンタサービス(以下、IPCC)」に「AQStage IP コールセンタサービス 在宅向けコンタクトセンタオプション(以下、在宅オプション)」を拡充、11月14日から提供を開始した。


提供イメージ
「AQStage IP コールセンタサービス 在宅向けコンタクトセンタオプション」提供イメージ

在宅オプションは、IPCCで提供しているPBX/ACDなどのコールセンター業務に必要な機能を在宅環境で利用できるもの。なお、ネットワーク回線は閉域網接続型の「AQStageネットワークモバイルアクセス」を採用、セキュリティを確保した。

初期設定不要で業務を開始できるよう、標準キット(クライアント端末とモバイルルータ、ヘッドセット)を用意。クライアント端末は、「ハードフォンタイプ」と「シンクライアントタイプ」から選択可能だ。

ハードフォンタイプは、センターと同様のオペレーションが可能な電話機能を利用できる。シンクライアントタイプは、端末の表示データおよび作業データはデータセンターにアクセスして閲覧・操作するノートPCを提供する。ブラウザやソフトフォンなどの業務に必要な機能以外は利用できないよう機能制限を設けているため、不正利用防止が可能。

在宅勤務だけではなく、台風や大雪など災害のBCP対策や、数席規模のサテライトオフィス構築にも適しているという。

在宅オプションの利用料金は、月額8800円/席~(1年契約、別途初期費)。別途、AQStage IP コールセンタサービスの利用料金が必要となる。

サービスの提供開始に伴い、トライアルユーザー(有償、一部減額)も募集している。募集は2016年12月16日17時まで。

申し込み後、構築期間(3カ月程度)を経て、1カ月のトライアルを実施する。問い合わせ先は、NTTネオメイト ITビジネス本部 プラットフォームサービス推進部(TEL:06-4301-4580、Eメール:aqstage_pfipcc@ntt-neo.co.jp)。

7社7製品 新たに「お問い合わせ」受付開始

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コールセンターの“ソリューションさがし”をサポートするサイト「Solution & Service WebReview」では、新たに「お問い合わせ・資料請求」サービスを開始しました。
 
※先週、「お問い合わせ」受付を開始した情報は下記
 ・Astea Alliance / アステア インターナショナル ジャパン
 ・音声録音システム「Recware Ⅲ」 / 日立情報通信エンジニアリング
 ・ UNIVERSALCRM(R) CALL CENTER APPLICATION(UCCAP(R)) / 日本ユニシス 
 ・モバイルセレクトアプリ / モバイルセレクト
 ・OneSight for Contact Centers / エンピレックス
 ・eSmileCall/ パナソニック インフォメーションシステムズ
 ・Salesforce Field Service Lightning / セールスフォース・ドットコム

お問い合わせを受け付ける情報は、これからもどんどん増えていきます。
コールセンターに欠かせないソリューションやサービスを探す際に、是非ご活用ください。

  「Solution & Service WebReview」トップページ
  「Solution & Service WebReview」トレンド・ガイドページ
  「Solution & Service WebReview」ホワイトペーパーダウンロードページ

現在、上記「トレンド・ガイドページ」に以下の記事をアップしています。
「導入・選定ガイド/コールセンターの“ソリューションさがし”を解説」
「“IT探し”のQ&A プラットフォーム編アプリケーション編
「トレンド 音声解析ソリューション在宅コールセンター音声認識システム

導入・選定ガイドは「コールセンター実態調査」やユーザー取材を踏まえてプラットフォームやアプリケーションの選定に関する基礎知識を、Q&Aは、「コールセンター/CRMデモ&コンファレンス」開催の際、編集部に多数、寄せられる来場者からの質問とその回答例を、トレンド記事は過去、「月刊コンピューターテレフォニー」や「月刊コールセンタージャパン」でまとめたITソリューション企画から記事を抜粋しています。
 

ARアドバンストテクノロジ、ソフトバンク「APTWARE」と連携した機械学習ソリューションを提供開始

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  ARアドバンストテクノロジ(東京都渋谷区、武内寿憲社長、略称ARI)は、ソフトバンクが提供する多言語対応AI会話エンジン「APTWARE」に、同社の機械学習ノウハウを搭載した機械学習ソリューション『LOOGUE(ローグ)』の提供を開始する。

 ARIは、多言語対応AI会話エンジンの「APTWARE」と「機械学習」を連携させ、従来のFAQサイトのようなルールベースのみの検索エンジンではなく、質問者の意図をきめ細かく汲み取りながら回答し、自動的に回答精度を高めるシステムの提供を目指している。これにより、現状のコールセンターが抱えているオペレータ不足、品質の向上および均一化、人件費の高騰といった課題の解決を支援し、コールセンターの生産性向上、マーケティング活動の貢献、顧客満足度の向上を促す、次世代型コールセンターソリューションとして提案していく。



オウケイウェイヴ、Q&Aサイト「OKWAVE」でAIエージェントの提供を開始

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オウケイウェイヴは、Q&Aサイト「OKWAVE」の回答サービスとしてAIエージェント「あい」の提供を11月10日から開始した。第一弾として、「美容・健康」に関する質問への回答を開始した。


「あい」が回答
AIエージェント「あい」。質問のクリック、またはテキストで質問を入力すると、回答を提示する

あいは、同社が開発したAI技術「KONAN」をベースにしたサービス。テキスト入力した質問に対し、OKWAVEのQ&Aデータ(3500万件)および過去の問い合わせ履歴をナレッジとして回答を提示する。1つの「質問」に複数の「回答」が紐づいているQ&Aデータを抽出した場合は、OKWAVE上で質問したユーザーによる重みづけデータ(「ベストアンサー」など)を参考情報として、回答を1つに絞り込む。



「あい」とサーチエンジンの違い
「あい」とサーチエンジンの違い


ナレッジデータは階層化して格納されている。例えば、「娯楽」カテゴリには、「小説」「アニメ」「漫画」「映画」「音楽」などが含まれる。さらに、「映画」カテゴリは、「脚本」「おすすめ」「デート」「SF(ジャンル)」に分類される。言葉の関係性を踏まえたうえでナレッジデータを抽出するため、複数のキーワードを入力した場合でも、高精度な回答が可能という。

ナレッジから回答が見つけられない時は、OKWAVEに登録している専門家、該当分野の知識を持つ一般ユーザーに質問ができるナビゲーションを表示する。意図があいまいな問い合わせに対し、聞き返して回答の選択肢を絞り込む機能の実装も予定している。

今後は、「あい」と同様の機能を備える「OKWAVE AI Knowledge」ソリューションを企業向けに提供していく計画だ。

NECとMITシステム研究所、コンタクトセンターソリューションで協業

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NECとMITシステム研究所(東京都千代田区、水尾恒雅社長)は、コンタクトセンターソリューションの提供において協業する。

NECは、MITシステム研究所のCRMシステム「Quick CRM」を、同社ソリューションの業務向けアプリケーションとして拡充する。コンタクトセンター向け製品群「CSVIEWシリーズ」と並行して販売する計画だ。具体的には、Quick CRMが強みとするアウトバウンド業務のセンターを中心に提案する。

さらに、他の業務システムとの連携機能を活用。顧客の要望に応じて、AI技術やネットワーク・セキュリティソリューション、IoT基盤と連携したソリューション開発も進めていくという。

一方、MITシステム研究所は、NECの製品およびサービスとの連携に最適なソフトウエアを開発し、NECの新ソリューション開発にも協力する方針だ。

アルファコム、チャットサポートシステムが「LINE@」に対応

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アルファコム(東京都中央区、松原 悟社長)は、Web顧客チャットサポートシステム「Smart M Talk」に、メッセンジャー・アプリ「LINE」の『LINE@』アカウントのトーク画面経由の問い合わせに対応できる機能を実装した。

LINEをインタフェースとしたチャットサポート機能を提供することにより、日本国内でのチャットサポートの普及・利用拡大とコールセンターの品質・業務効率向上を目指す。国内だけで6800万人のユーザーを抱えるLINEの利便性を企業とのコミュニケーションに活用できるため、企業にとっては顧客接点の拡大を図ることができる。

アルファコムでは、LINEが提供するビジネスユーザー向けのコミュニケーション機能である「LINE ビジネスコネクト」アカウントへの対応も予定している。Smart M Talkは、今後もLINEを始めとするアプリやシステム連携を実現し、2017年末までに100社への導入を目指す。

キューアンドエー、2016年度オペレータコンテストを開催

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 キューアンドエー(東京都渋谷区、牛島祐之社長)は、11月9日、キューアンドエーグループでコンタクトセンター業務に従事するスタッフ(オペレータ)を対象とした「2016年度 キューアンドエーグループ オペレータコンテスト」を開催した。キューアンドエーから5名、ディー・キュービックから3名、キューアンドエーワークスから2名が出場。東京・渋谷の「渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール」にて、応対品質を競い合った。

 競技テーマは「ジェロントロジーを生かしたサービスの提供 ~高齢者が生き生きと暮らせる未来へ~」。少子高齢化が進み、超高齢社会を迎えつつある市場環境を踏まえ、これからのコンタクトセンターに求められるシニア対応を主眼に審査した。具体的には、出場者は「シニアボランティア相談窓口」のオペレータとなり、高齢者の方に最適なボランティア活動をわかりやすく丁寧に紹介する。電話をかけてくるのは、性別、性格、身体の調子、住まいの地域などさまざまな人たち。出場者は各々で工夫して要望をヒアリングし、顧客の経験を生かすことができる最適なボランティアを提案する。

 優勝したのは、キューアンドエー オペレーション本部コミュニケーションサービス第2部の三木健太さん。三木さんを指導したトレーナーの箕輪 聡さんにはトレーナー賞が贈られた。



三木さんの応対中の様子

写真左から、箕輪さん、牛島社長、三木さん

★優勝した三木さんのコメント
 「他の出場者の皆さんが本当に素晴らしい応対だったので、2位まで発表された時点で、もう入賞できないと思っていました。自分の名前が発表されて、飛び上がってしまいました。第1位になることができたのは、2015年第1位に入賞したトレーナーの箕輪さんをはじめ、管理者の方や周囲の方々にお手伝いいただいたおかげです。最終的に皆さまからは、いつもどおりやればいいよ、という言葉を貰ったので、用意していた本なども見ずに、いつもどおりやっちゃえ! という感じでやって頑張りました。本当にありがとうございました」

★トレーナー賞の箕輪さんのコメント
「すごく驚いて、本当に言葉が思い浮かばないです。他の出場者の皆さまが素晴らしいなかでこのような賞をいただいて、本当にありがたいです。少ない時間の中で、時間を割いて力を貸していただいた上長と周りの皆さんに、この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました」

KDDIエボルバ、アバイア製品でオムニチャネル基盤を構築

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KDDIエボルバ(東京都新宿区、中澤正己社長)は、日本アバイアが提供するアプリ開発プラットフォーム「Avaya Breeze」を採用した。2016年度内に稼働開始を予定している。

オムチャネルイメージ
オムニチャネルソリューションのイメージ

日本アバイアのコンタクトセンター基盤「Avaya Aura」に加え、Avaya Breezeの導入により、オムニチャネル化を支援するサービスプラットフォームとして、クライアント企業にクラウドサービスを提供する計画だ。Avaya Breezeがあることで、「新たなチャネルの拡充も柔軟かつスピーディーに行える」としている。人工知能を活用したチャットボットサービスやデータマイニングソリューションなど、より高度な顧客対応サービスの実現を目指す方針。


なお、基盤の構築は、日本アバイア認定パートナーで、大規模センターの構築実績を持つ丸紅情報システムズが担当した。

 
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