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ユニクエスト・オンライン
有給休暇100%消化!
信条は「稼いで休む」
「明日、お通夜ができる葬儀場はありますか?」
パッケージ型葬儀を提案するユニクエスト・オンラインのコールセンターには、深夜に突然、上記のような問い合わせが入ることが少なくない。
顧客は、身内の訃報を受けてすぐ、「葬儀 値段」などのキーワードで検索しWebサイト「小さなお葬式」を見つけ、同社に電話をかけるというケースがほとんどだ。葬儀に関する具体的なイメージがまだつかめない状態の顧客に対し、オペレータはできる限り要望を聞きだし、手軽さや明朗な価格による安心感を訴求しながら、最適な葬儀を提案する。
「弊社では受注を行うオペレータが、売り上げを生み出す“花形”。新人や営業を苦手とするオペレータは、葬儀社や寺院を手配するサポート業務で経験を積みながら受注業務を目指しています」(八田知巳取締役兼営業部長)
問い合わせを受注につなげる「粘り」や「提案力」が同社のオペレータには不可欠だ。店舗での対面接客や営業業務の経験者が比較的多く、インバウンドの他、検討中の顧客に対するアウトバウンドも積極的に行う。
ビジネスが堅調に伸びる一方、営業スキルの高い人材の確保が課題だ。オペレータを含む、社員の働きやすさや働き甲斐の追求には余念がない。
八田氏は、「しっかり働いてしっかり休む。有給休暇消化を推奨し、昨年の消化率は100%でした」と話す。
春はお花見、夏は納涼会、冬は忘年会と社員交流も盛んだ。社員旅行は全員が一度に参加することが難しいため、本年度は6月に四国、9月に熱海と2回実施。親交を深めるため、片道7時間のバス旅行にこだわっている。
ミニ打ち合わせは執務スペースのソファ席で行う
キッチン付きのオシャレな休憩室。忘年会などで社員が手料理をふるまう