目的を達成するという意欲が高ければ高いほど、「Conflict(衝突)」は起こりやすくなる。
一般的に、日本人はコンフリクトを回避する傾向が強い。
「和をもって貴しとなす」精神も影響しているのだろうか、「コンフリクトはとにかく不協和音しか生まない」と誤解する向きもある。
しかし、コンフリクトはチームを活性化させ、より逞しいチームへと変貌させることにつながる。
コンフリクトを「新たな世界を見つけ出すチャンス」につなげるためにリーダーが果たすべき役割は多い。
たとえば、「好奇心を持って聴き、話すこと」だ。
ある提案に対し「良し悪し」を判断しようとすれば、それはコンフリクトを起こした当事者たちの敵意の種になる。
好奇心を持って聴き、話をすれば、その提案はそこから一気に膨らみ始め、多くの可能性を秘めたアイデアへと変化する。
また、コンフリクトの真っ只中にいると、それぞれが持つ「自分たちの真実」が固定されていくため、「解釈の違いであること」の気付きを促すというのもリーダーの役割だ。
それぞれの立場から考えてもらったり、両者が同意できる点を探し出させるといったやり取りで、互いに共感をもって話をしやすくなる場を設けるといい。
コンフリクトを止める命令はしてはいけない。
火種が燻り続け、不穏な空気を抱えたチームは土台から崩れだすことにつながる。
コンフリクトは避けられない。
それを活かすという発想が重要だ。
著者:つくる考房 井口大輔
この著者の講座は「リーダーシップ研修~理論と実践で学ぶ組織行動学」です。
11月17日(木)、東京・池袋にて開催予定!
申し込みはこちら
一般的に、日本人はコンフリクトを回避する傾向が強い。
「和をもって貴しとなす」精神も影響しているのだろうか、「コンフリクトはとにかく不協和音しか生まない」と誤解する向きもある。
しかし、コンフリクトはチームを活性化させ、より逞しいチームへと変貌させることにつながる。
コンフリクトを「新たな世界を見つけ出すチャンス」につなげるためにリーダーが果たすべき役割は多い。
たとえば、「好奇心を持って聴き、話すこと」だ。
ある提案に対し「良し悪し」を判断しようとすれば、それはコンフリクトを起こした当事者たちの敵意の種になる。
好奇心を持って聴き、話をすれば、その提案はそこから一気に膨らみ始め、多くの可能性を秘めたアイデアへと変化する。
また、コンフリクトの真っ只中にいると、それぞれが持つ「自分たちの真実」が固定されていくため、「解釈の違いであること」の気付きを促すというのもリーダーの役割だ。
それぞれの立場から考えてもらったり、両者が同意できる点を探し出させるといったやり取りで、互いに共感をもって話をしやすくなる場を設けるといい。
コンフリクトを止める命令はしてはいけない。
火種が燻り続け、不穏な空気を抱えたチームは土台から崩れだすことにつながる。
コンフリクトは避けられない。
それを活かすという発想が重要だ。
著者:つくる考房 井口大輔
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11月17日(木)、東京・池袋にて開催予定!
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