ヤマハ発動機は、販売店向けコールセンターのシステムを刷新した。リンクのクラウド型PBX「BIZTEL」と、サイボウズのクラウド顧客管理システム「Kintone」を採用、2016年6月から運用を開始している。
BCP(Business Continuity Plan)の観点から、“フルクラウド”で構築。同社が販売店を構える静岡県袋井市は「南海トラフ地震防災対策推進地域指定市町村」に指定されているため、被災時のデータ消失リスクの低減と迅速に業務復旧できることを重視して選定した。
販売店向けコールセンターの構築イメージ
顧客情報は社内の基幹システムから、データ統合・連携基盤である「talend」を経由して連携。万が一、基幹システム側のデータが消失しても、クラウド上に保存されたデータを基に復元できる。さらに、クラウド型仮想デスクトップ(DaaS)「Amazon WorkSpaces」をバックアップで用意。ネットワークが繋がれば、どこからでも利用できるため、災害時でも安全な場所に避難したうえで継続運用が可能だ。
なお、システム開発は、アールスリーインスティテュートが担当した。仕様書を用意せず、現場に入り込んで開発を進める手法「対面開発」によって、3カ月でのクラウド移行を実現した。移行費用は、従前のオンプレミスシステム更改と比較して、75%削減できたという。
BCP(Business Continuity Plan)の観点から、“フルクラウド”で構築。同社が販売店を構える静岡県袋井市は「南海トラフ地震防災対策推進地域指定市町村」に指定されているため、被災時のデータ消失リスクの低減と迅速に業務復旧できることを重視して選定した。
販売店向けコールセンターの構築イメージ
顧客情報は社内の基幹システムから、データ統合・連携基盤である「talend」を経由して連携。万が一、基幹システム側のデータが消失しても、クラウド上に保存されたデータを基に復元できる。さらに、クラウド型仮想デスクトップ(DaaS)「Amazon WorkSpaces」をバックアップで用意。ネットワークが繋がれば、どこからでも利用できるため、災害時でも安全な場所に避難したうえで継続運用が可能だ。
なお、システム開発は、アールスリーインスティテュートが担当した。仕様書を用意せず、現場に入り込んで開発を進める手法「対面開発」によって、3カ月でのクラウド移行を実現した。移行費用は、従前のオンプレミスシステム更改と比較して、75%削減できたという。