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タカコム、録音告知機能付き通話録音装置の提供を開始

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タカコム(岐阜県土岐市、中尾恭二社長)は、録音告知機能を標準搭載した通話録音装置「VR-D179」の提供を1月10日から開始した。

固定電話機向けの装置。受話器接続と外部入力(音声入力端子)接続に対応する。録音の開始/終了は、「音声起動による自動録音」「手動録音」から選択できる。



受話器接続のイメージ

音声起動は、送話/受話どちらの音声でも可能。側音(マイクから入った音が受話スピーカーから聞こえること)のないIP電話機でも正確に録音が起動できる独自方式を用いたことにより、頭切れなどの録音漏れを防ぐ。

手動録音は、オペレータのオン/オフ操作に加え、通話の途中で録音ボタンを押してもその通話開始から録音が残せる「ビギニング録音」、起動の最大5秒前にさかのぼって録音できる「後追い録音」を利用できる。

音声データは独自の保存形式でSDカードに蓄積される(最大で4444時間保存可能)。複数台利用する場合は、各装置に装置番号(001~999)および任意の装置名を設定し、音声データを一括管理することもできる。

価格は、2万8000円(税別、工事費別途)。今後、電話回線接続にも対応した機種「VR-D179A」を発売予定。

なお、同日付けで、音声合成機能を標準搭載した音声応答転送装置「IVR-2430Ⅱ」の提供も開始した。価格は、50万円(税別、工事費別途)。


 

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