大崎本社オフィスのワークスペース
鎌倉にある別会社のオフィスも利用
コードキャンプ
仕事する場所は無制限!
“超自由型”コンタクトセンター
オンラインプログラミングスクールを運営するコードキャンプの就業環境はコロナ以前から完全にフリー。問い合わせ対応は、顧客からは主に問い合わせフォーム(メール)、講師との連絡はSlackを利用しているためか、就業環境を選ばない。CS部門を統括する藤本大輔氏は「コロナ以前は週の半分くらい出社、あとはコワーキングスペースで過ごしていましたが、今はほとんど自宅で、たまにいくつかの場所で気分を切り替えています」と話す。
会社全体が、そうしたリモートワークを推奨しているため、社員の中には仲のいい企業のオフィスがある鎌倉まで出かけそのままコワーキングすることもあるそう。藤本氏もとくに気分転換したい週末には郊外まで足を伸ばして、町の雰囲気を楽しみながら仕事に取り組んでいると話す。「現在の環境はすこぶる快適です。でも、オフラインで当たり前だった“無言の気遣い”も、今思えば、とても重要だったと痛感しています。オンラインではSlackなどを通して補完する必要性を感じます」と強調する。
会社は昨年、移転したが藤本氏は「一度も出社していません」という。「朝の気分でその日、働く場所を決められる自由さは、私にとって何よりのモチベーションです」という。他の社員も同様のようで、例えばある取締役は、コロナ以前、年の半分を英国で過ごしていた。経営者を含めた社員が、自ら自由な環境で自由に仕事をマネジメントすることが、企業全体の成長にも結びついているようだ。
渋谷のコワーキングスペース