センターの席配置はスクール形式。従来型の部屋はパーティションで仕切り、互い違いの席配置にしている
オペレータがいつでも手にとって説明できるよう商品が置かれている棚
ファンケル
身体とココロの健康管理で
コロナに負けないセンター運営
神奈川県横浜市中区にある通信販売大手、ファンケルのコールセンターは、念入りにコロナ対策が施されている。入り口には検温器が配置され、入館前のチェックが義務化されている。一部、コロナ禍で対面の会議が少なくなったことから、空いている会議室を有効活用し、センターのスペースを拡張。ゆったりとしたスクール型でソーシャルディスタンスを維持している。
10月より健康管理の一環として、同社製のサプリメントであるビタミンDを全従業員に半年分、配布。運動不足や日照時間の減少によるビタミンDの不足を懸念してのものだ。マスクもすでに3回にわたって配布している。また、健康食品を展開する同社の食堂では、従来より栄養バランスの取れた食事を提供しており、多くの従業員が食堂を利用し栄養管理にも気を配っている。
先日はコールセンターで働く従業員への感謝や労いと、コールセンターの取り組みを全社に知ってもらうことを目的に「smile up project」と称したCSウィークのイベントを開催。各グループの課長からの直筆メッセージがオペレータにお菓子やドリンクとともに贈られた。
顧客向けには、新たに店頭に足を運べない人向けにオンラインでのメイクアップレッスンも開始、オペレータが対応している。今後、彼女たちの新たな活躍の場となりそうだ。