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日本ブレケケとゾーホー、電話連携可能な「Brekeke PBX」と「Zoho CRM」を提供開始

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 日本ブレケケ(東京都豊島区、山出 晋代表)とゾーホージャパン(神奈川県横浜市、Manikandan Thangaraj 代表)は、3月26日、CRMにおける電話連携を開始した。これはゾーホージャパンが提供する営業支援・顧客管理システム「Zoho CRM」で、既設の電話番号をIP化できるオフィス交換機「Brekeke PBX」が利用できるようになるもの。

 同サービスはブラウザ上で利用可能なため、PCに専用のソフトウエアをインストールする必要がなく、固定電話番号を使用した受発信が可能になる。在宅勤務時など、オフィス外でも固定電話を利用できるので働き方改革にも役立つ。

 IP電話が普及した現在でも、「050」から始まるIP専用の電話番号ではなく、市外局番から地域が判別できる固定電話番号の強いニーズが存在している。今回のサービスは、IP電話会社から電話番号を借りる方式ではなく、既設の回線をIP化することができるため、今までIP電話では対応していなかった市外局番にも対応する。

 サービスの利用には、日本ブレケケのオンプレミスもしくはクラウド交換機サービスの契約に加えて、月額1440円からの「Zoho CRM」のライセンス費用などがかかる。なお、既設電話番号のIP電話化には、日本ブレケケのITSPゲートウェイの購入とユーザーの利用環境への設置が必要になる。

 「Zoho CRM」は世界15万社以上に利用されており、近年国内での需要も高まっている。今回の電話連携は既存ユーザーの利便性向上のみならず、新規ユーザーの獲得につながると期待している。

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