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TACT、『AIコンシェルジュ for チャットボット』をサービス開始

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 USEN-NEXT GROUPのTACT(東京都品川区、溝辺和広社長)は、AI エンジンによる自然言語処理を用いた新たな自動応答チャットボットサービス『AIコンシェルジュ for チャットボット(以下、AICチャットボット)』を1月15日より提供開始する。

 『AICチャットボット』は、ユーザーからの問い合わせに対して、機械学習により適切な回答を抽出し自動で回答するチャットボットサービス。機械学習に必要なデータは、電話の自動応答サービス「AIコンシェルジュ」の運用で、1000万件を超える会話データ分析の実績を持つ同社がクライアントに代わって構築する。また、機械学習だけでなく、選択肢をたどっていくことで質問を特定する、選択肢型のチャットボットとしても利用が可能。導入後も、豊富なチューニング実績を持つ同社が、エラーポイントの発見と改善策を提案し、継続的に精度向上をサポートする。
 これにより、シナリオ構築の負担や、導入後のチューニング作業に対する不安などで利用を断念していた企業に対して、社内・社外向け問わず気軽にチャットボットを導入することが可能になる。

 同社は2016年頃から、チャットボットサービスの提供を検討していたが、当時は電話による問い合わせが中心のユーザーを対象としていたため、PC操作が必須のチャットボットだけではコールセンターが抱えている課題の解決につながらない、市場導入が難しいと考えた。そこで、コールセンター向けのソリューションとして「音声」に着目した自動応答サービス「AIコンシェルジュ」のリリースに至った。「AIコンシェルジュ」は、発話した問い合わせ内容を認識し、音声合成技術を使って回答をすることでコールセンターの効率化をサポートしている。さらに近年、「AIコンシェルジュ」導入企業からのさまざまな要望に応える中で、新たな課題も見えてきた。
 例えば、パソコンなどのテクニカルサポートにおいて、電話による音声応答の「AIコンシェルジュ」単体では操作方法や故障状況などの複雑な説明を伝達しづらいことなどが挙げられる。そして今回、同社は『AICチャットボット』の提供を開始する。従来の「AIコンシェルジュ」による音声でのサポートに加え、チャットボットでの動画や画像による視覚的コンテンツを組み合わせて提供することで、通話時間を短縮しオペレータ負荷の軽減を実現する。また、自社開発の対話エンジンを組み込むことにより、低価格での提供が可能となっている。導入価格は、初期費用:25万円~、月額費用:25万円(※月額費用には、学習データのアップデートやレポーティングを含む)。

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